第121回「子供の頃の体験」
第121回 探究型ワークショップ実施!
今回のテーマは「子供の頃の体験」です。
【本日の問い】
今の自分に大きな影響を与えた子供の頃の体験/経験は?
【グループトーク】
~インプットセッション~
>>直接体験と意欲は正の相関がある、ということですな。
>>まあ、これ、直接体験できる(≒元気)な子、という可能性もあるかな、
(元気じゃないとそもそも自然を走り回れないし)
>>人は知らないものは気持ち悪いと思うらしいです
↑たしかに!
>>偏見(好み)とは本来防衛本能の一種、という説もありますもんね!
(知らないものは危険である可能性が高いでしょうし。。。
>>確か気持ち悪いっていわれてジャポニカ学習張から虫の写真なくなっちゃったんだよね。。。
↑うーーん、そうなんですよねえ…
>>虫が身近ではなくなった、ということも原因として大きいのでしょうね。
*ちなみにジャポニカ学習ノートは、ジャポニカ辞典とのタイアップ
(写真綺麗→この百科事典買おう!)という広告ネタだったそうな…
>>そうですね。。。
*でもジャポニカ辞典は先に廃刊にw
>>時代が流れて全く逆方向に行ったんですね。
>>知らないモノを教える、ということで”ラフレシア”などの変わった(現代ではキモチワルイ)写真を載せていたわけですな。
それをダメ!といっちゃう人が多くなった、ということはいい悪いではないですが…>ジャポニカ
~グループトーク本編~
①小さいころからの塾通い(小2)
⇒勉強が楽しいと感じる感覚も、いやだと感じる感覚も理解できる
※親にほめてもらいたい感覚
※友だちに遊びに誘われてもいけない残念さ
など
⇒そして、のちの反抗期にも関連する(笑)
※親の心情も、子の心情もよく理解できる
②阪神淡路大震災(高1)
⇒災害は、「起こる」ものであるということ
⇒死ぬときは死ぬということ
⇒なぜ自分が生きているのかを考えるようになった
※死んだ人を(入院療養で病死した祖母を除く)はじめてみた
⇒思い出の場所はなくなった
※自宅は全壊、町も復興で様変わり、古い友人もどこへ行ったか分からない
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・大叔母の言葉「世が世なら・・・」
恥じない生き方をしようと刷り込まれている。
→世のため人のために生きんくてはいけないかと思っていた。
・母の実家にあった戦前のドイツ語の辞書・・・・・今でもドイツ語は好き。
→今でも語学は好き。
・未熟児(現在は低出生体重児)で生まれ1年間保育器生活なので、甘やかされて育ってしまったので・・・この状況です。
→みんなを幸せにしなくてはいけない。
>>英語メジャー前はドイツ語でしたものね。。。!
(時代を感じるぜ・・・!
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【子供のころの思い出】
小学校の時の生徒会選挙
小学校の思い出作りのために出馬
生徒会長候補はサッカー部でイケメンのK君
K君に恐れをなした学校の人気者達はヒヨって副会長や書記に流れる
なぜか会長だけ一騎打ちに
しかし地味でイケメンでもない自分は圧倒的不利(K君圧勝という前評判)
どうせ負けるけど全力を尽くすと決意
まずは野球部で票固め
次にサッカー部の反K君派と仲良くする
女子はカワイイもので釣る、掃除をまじめにやる
後は演説の訓練を行う
当日 演説で公約を熱く語る
自分の具体的なエピソードと感情を込める
ちょっと笑いの要素も入れる
なぜか僅差で当選してしまい生徒会長に
最悪の後日談あり
【教訓】
奇跡は起こることがある。
しかし奇跡が起こった後のことも考えよう
>小学生時はスポーツ得意≒カリスマですなー!
>>足速いは正義でしたね(笑)
>>組織票確保…!
>>戦術的!
>>人気者を追い落とす戦術…素敵ですなっ!
>>それで小学6年生とは…異能ですな!
>>目が覚めたら小6だった!のような強者ですね。(笑)
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>>奇跡的なことは小学校苦手だった理科が得意になったことですね。
>>何個かありますが
>>数学好きになった”なれそめ”とか気になるな…
>>たしかに、、
>>聞きたい
>>『これは真円じゃない!!(ドン!)』
>>こだわり派…!
>>子供の頃の褒められた経験って、めっちゃ自分の中に残りますよね。
>>壁ドン
(どきっ♡)
↑(笑)
>>でもコンパス壁にぶっさすのとか嫌だ
>>凶器…!
>>なるほど…よい数学者は独善的、という話がありますが、そんな感じなのかもですなー!
>>数学は解けた時の喜びが大きい科目ですよね~
>>(他の学問もそうですが、、)数学を証明したり解いたりするのってめちゃくちゃ大変ですからね、、
小1の時に高学年の授業を廊下で覗き込んだり、公文で小5の時に中学校の数学を先取りしましたが、
その時には結実しなくても毎日のように続ければ結実できたということですね
あれだけ仮想的な研究をしてながら携帯の使い方は相対的に悪いです
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【今の自分に大きな影響を与えていそうな体験】
☆自然体験
〇いっぬに吠えられた(今でも、表面上は普通に触れ合えるけど、ちょっと怖い。(笑))
〇通学路で猫が死んでいた
⇒しばらく放置されていたけど、ある日花壇によけられていて、、その後白骨化した
⇒動物が白骨化する様子なんてほとんど見たことがなかったから、めちゃくちゃ興味津々だった
〇毎年じいちゃん、ばあちゃん家に行っていた
・父方は富山の港町で、海で泳いだり、湧き水飲んだり、色々自然体験をした
・母方は岩手の盆地にあって、そちらでは雪で遊んだり、北上川のほとりで遊んだりした
⇒今でも、田舎はめっちゃ好き
☆生活体験
〇両親共働き
・妹と二人で留守番が多かった
・結構寂しかったんだと思う
(寂しすぎて妹と喧嘩になったことが…(笑))
⇒中々帰ってこない、取り残されている、、というのは意外とトラウマになっているかも。(笑)
〇サッカー大会で盛岡のチームがクソ弱かった
⇒冬の間練習ができないということに、めっちゃ納得した
〇ペットを飼っていたこと(インコと文鳥)
(これは自然体験でもあるかな…?)
・始めて死んだ時は、めっちゃ悲しかった
・その後時間差で十数匹生まれたり、
・新しい子を迎え入れたり
・皆死んでしまったり、
色々あって、いつか別れが来るんだなということをよ~~~く実感した
〇サッカーをやっていたこと
⇒小学生の頃、嫌々だったけど、無理やり続けさせられた
⇒お蔭で中学でもなぜかサッカー部に…(笑)
⇒そこで交流する友達がある程度決まって、、何かしら影響は受けていそう
⇒お蔭で体力もついたから、暫く過ごしやすかった
〇特急はくたか号、新幹線
⇒今でも電車が好き、転じて色々なところを自由に旅したい
☆社会体験
〇囲碁を教えてくれていた近所のおじさんが亡くなった
・小学校低学年とかだった気がする
⇒当時囲碁はつまらなくてあまり通わなくなっちゃったけど、その後おじさんが亡くなってしまった
が、、あまりその意味が理解できていなかった気がする
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【子供の頃の忘れなれない体験は?】
(↑勝手に改題)
>ゲーム機、隠され事件
→子供は天使じゃない。
>ぬいぐるみ、バラバラ事件
→人は変わっていくものだ。
>絶対当たる懸賞、廃棄事件
→子供も人間だ。大人も完璧じゃない。
おまけ1;
知識(≒体験)は心の栄養じゃない?
*ファストフードばかり食べている人の話。
おまけ2:
子供の頃の体験が大切、と何故言われるか?
*アダルトチルドレンや兵士の話
*これは富と偏見の話もあるのでは?
*ただし、『理由』は人に方向性を与えてくれる。
(だから自分は…をネガティブに使うのはおススメできないかなあ…)
>>父ちゃん母ちゃんも完ぺきな人間じゃない
⇒子供にとってはとてつもなく大きな学びですね
>>確かアドラー先生はトラウマとか環境の影響とか否定してますよね。
>>小さい頃に物覚えをしたので色んなことに興味を持ってしまいます。
>>湾岸戦争は僕が2歳の時に起こり、僕がファミコンを買ってもらったのはちょうど25年前ですね。
>>子供の頃の体験が影響を与える
⇒大人になってから取り戻したりすることはできないのか?
⇒あまり難しくない?
>>人間は変わっていく
>>同窓会やるとめっちゃわかる
>>僕自身は学生時代の同窓会はいい思い出がなかったのですが、
高校の同窓会を仕切りだして思い出のよしあしが結局思い出の残るままに成人させていくんやなと思いました
>>良い思い出があるかどうかは大きいですなー!
【ファシリテーターより】
今回もご参加いただきありがとうございました。
ファシリテーターの木原です。ankyu-202
今回はテーマ「子供の頃の体験」ということで、参加者の方々の体験談を持ち寄っていただき、皆で話し合っていきました。皆さん本当に面白いエピソードを色々お持ちで、私もたくさん笑わせていただきましたが、その中にも様々な経験や学びが詰まっていたのが、とても印象的でした。また最後の、子供の頃の影響は大人になってから上書きできないのかという話もとても印象深かったです。たしかに、色々子供の頃の体験から影響は受けていて、中にはネガティヴなものもあるかもしれないけれども、それを抱き続けるのではなく前向きに様々な経験・努力を積んでアップデートしていくことが大事なのかもしれませんね。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
またやりましょう!
次回は第122回「人間の限界」を予定しております。
今後も楽しくて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!