【進路探究】4月号 自分に合った学校ってつまりどういう学校?
こんにちは。木原です。
4月22日(土)に、中3生対象、進路探究4月号を実施しました。
進路探究とは?
進路探究は、中学3年生が進路選択に対して主体的に考え行動し、納得のいく進路をようになるためのワークショップです。高校受験における進路選択が、
ここ「で」いいという選択ではなく
ここ「が」いいという選択に
なるようにしていきます。
そして最終的には
- 自分はこうしたい/こうなりたい
- だからここに進学する
と、進路について自分の言葉で他者に説明できるようになることが目標です。
3月に「そもそも高校には行った方がいいのか?」を真剣考えることから始まり、
4月号は「自分に合った学校とは?」
5月号は「学校見学の予定受験の予定を立て、何を見てくるのか考えよう」
・・・
という具合に、毎月その時期に必要なことをテーマとして扱っていき、1年かけて納得のいく進路選択を実現します。
今回のテーマについて
今回は「自分に合う学校とは?」ということについて深く考えていきました。
前回は「そもそも高校には行った方が良いのか?」というテーマで実施しましたので、今回はその続きとなります。
最適な進学先とは?
日本には5000近い高校があります。
また今回の参加者は東京の中学生なので東京を例に挙げて話しますが、東京都には400以上の高校があります。
都道府県によって数の差はありますが、例えば東京で言えばこの400近い学校の中から自分にとってベストな高校を見つけること、これが高校受験における「進路選択」なのです。
そこまで考えて、もう一度今回のテーマを参加者に投げかけます。
自分に合う学校ってどんな学校なのか?
またそれはどうすれば見つけられるのか?
とても大事なテーマだと思います。
今の高校を選んだ理由
高校生に、今の高校を選ぶ際に重要視したことを聞いたアンケートがあります。
自分の学力に合っているか、
大学への進学実績があるか、
など様々な項目がありますが、中でも全体の5人に1人は国際教育に力を入れているかを気にしているそうです。
別のデータでは、7割の人が「ちゃんと考えて高校を選んでよかった」と答えています。志望理由は人それぞれですが、何かしらの理由をちゃんと考え、納得いく学校を見つけて進学することは、進学後のモチベーションにつながりそうですね。
自分がどうしたいかを常に考える
少し視点は変わりますが、こちらは就活をする大学生に不安なことをインタビューしたアンケートになります。
4年生大学を想定すれば、順当に行けばここでの就活生は21歳の大学生です。中学生からみれば、一言で言えば「お兄さん・お姉さん」と呼べる存在でしょう。そんな彼ら・彼女らでも、半分くらいの人が
- 自己分析ができていない
- どうすれば良いか分からない
なのです。これは私自身の経験とも重なるところなのですが、何も考えないまま大学生になり、いざ自分の進路を考える時に何も分からない。こういう人が多くいるということは、日本の仕組みの課題だろうなと思います。やりたいことは途中で変わっても良いと思います。ですがその時々でよく考えたうえで、自分が納得のいく理由をもって決断することは大切です。受験においては、勉強はもちろん第一に重要ですが、それと同じくらい、学校選びも軽視してはいけません。
参加者の意見
今回参加してくれた中3の生徒さんは、このような意見を発表してくれました。
その後さらに、学校について調べたり、実際に足を運んでみて感じること・思う事がまた出てくることでしょう。今回は4月の時点で、
・どんな学校が良いんだろう?
・自分はこんな学校が合っているのでは?
と、自分なりの理由を持って考えたことは重要な経験と言えると思います。
進路について主体的に考えるきっかけ
今回は実施から時間が経っているので、少し後日談となりますが、この回の後も時々どんな学校が良いか問いかけ、会話をしましたが、その時々で自分なりに考えていることを理由とともに話してくれています。このワークで考えた内容の時もあれば、その後さらに自分で考えた内容もあります。
言われるがまま学校見学に行く、みんながやるから勉強する、のではなく、自分がどうしたいのか、を大切に、高校受験を自分事として向き合う姿勢を持てているのが素晴らしいなと思います。
参加者の感想
高校について調べたり考えたりする時に、何に注目すれば良いかが分かった。また色々な所で言われるように、見学する高校をちゃんと調べて選ぼうと思った。
高校受験を控える
中学3年の皆さん
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