第245回「プロジェクトマネジメント」
第245回 探究型ワークショップ実施!
今回は『プロジェクトマネジメント』というテーマで探究していきました。
今回のテーマについて
ファシリテーターの木原です。
学校行事、バイト、仕事、等々
「プロジェクト」
に携わる、あるいはプロジェクトを回す経験をしたことのある方は少なくないと思います。
特にお金が絡むシビアな「仕事」におけるプロジェクトにはその傾向があると思いますが、
「プロジェクト」
は意外と難しいもので、統計を取ってみると失敗率も意外と高いようです。
なぜプロジェクトは上手くいかないのでしょうか?
アンケートや統計では「要件定義」が失敗要因として多いようですが、より根本的には
「人間の能力がそこまでではないから」
ということなのだろうなと思います。
自分たちは無能である
と卑下してしまうとネガティブに感じられるかもしれませんが、自分たちが(本気を出して)できること・できないことを知っておくことは重要なのではないかなと思います。
今回は特に印象に残る面白い回でした。
ぜひグループトークのメモもご覧ください!
グループトーク
参加者の意見・やりとり
見積もりをしよう
となった時点ですでに失敗が始まっている
見積もり=不確定要素があるということ
そういうのはできるだけ少ない方が理想
【見積もりはしなければならない」
という神話
繰り返されるものは「道具」で代用できる
マネージャーは「道具」を与えることも役目
人件費を適切に評価する
(自分含め)
部長が雑用ばかりやっていると怒られる
本当に「超」忙しいの?
それならプロジェクトを成功させるのは人員を確保できない限り無理。
ある程度忙しいなら
健康管理
憧れを持つ
小さなプロジェクトを普段からいっぱい作ってやってみるといいかも
でも忙しいこと(ハードなこと)は理想ではないね。
明けない夜はない!!
あけない夜がない
というのは
働かないと夜は明けない
⇒問題解決に躊躇くせよ
という意味ではなかろうか?
出典読むとそう解釈できる
「忙しい」は理想ではない
蜀漢の費禕大将軍、憧れます
>>余裕のある男
本気のチャレンジをすると絶対忙しくなる
なぜなら世の中のあらゆる事象の多さ、複雑さに対して人間のキャパはあまりにも小さいから。
故に「忙しさ」とはやむを得ずしてそうなるもの。
忙しい状態よりもゆとりがある方が良いに決まっている。
ハウツー本が沢山ある
=絶対的な正解がない
難しい
適性=特性=ふとした時に出てくる癖
ピンチになった時にどんな癖を発揮するか
予め考えておく
例)クレームが来た時⇒とりあえずゴメンナサイ
ピンチの時≠冷静になる⇒それは無理…(笑)
【忙しい中でプロジェクトを成功させるには?】
”俺は俺を訴えない”
それ以外は…、
ごめんなさいをいう。(いろんな人に)
緊急会議をして、ごめんなさいする(何か大切か話をして打合せ:メンバーに)
やめる。(どうせたいしたものにならない)
デリゲート(他の仕事を委任する、人海戦術部分を外部 OR AIに投げる)
成功の定義を確認する。
MVP(Minimum Viable Product)で勘弁してもらう。
自動化する(意外とできるかも…?)
人数減らす&報酬減らす。(少数精鋭でコミュコストを下げる)
おまけ:
そもそも初めに悪魔の代弁者会をする。(この計画むりじゃない?)
そもそも「あれ?おかしいぞ?」と思ったらすぐ対処する。
(だいたいその感覚はあたっている)
チェック状況を細かに確認。
朝の挨拶など共通コアタイムを作る(これができなくなるとヤバい)
新しいこと、いつものルーチンなどができない時には計画を見直す。
三現主義者たれ。
仲間に頼る勇気を持て。
上司は相談歓迎で(ゆっくりできればいいのですが…)
ピンチの時=大体はどうにもならない時
ピンチの時は人を増やしがち
だけどピンチのデスマーチについてこれる人は少ない
コミュニケーションコストもかかる
だから「どうにかするしかない」という想いを共有できる少数精鋭でどうにかする方が大抵はうまくいく
企画者の意見
〇自分が今まで学んだこと、意識していること
・理想、合格点、最低ライン
の3つを明確にする
それさえ守れていれば、多少理想と違ってもOK
(ただこういうのは仕事の分野にもよるのでしょうね、、)
・数字で目標設定、判断すること
・2日前に期限を設定すし予定管理をすること
・計画管理が感覚的にならないようにすること
⇒最低週1回セルフカウンセリングを実施
〇プレイヤー視点
・期限を守る
・相手が欲しいものを探る
・
〇マネージャー視点
・自分一人でやる覚悟
・メンバーの状態把握(難しい…)
・リソースの把握と分配
⇒この視点をそもそも持つこと
・ゴールを徹底的に数字で管理
ー達成したか否かで判定
〇「人月の神話」の概要、面白かったです
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう!
引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!