第192回「メタバース」

第192回 探究型ワークショップ実施!
今回は「メタバース」というテーマで探究していきました。

今回のテーマについて

ファシリテーターの山田です。

今回は、「メタバース」というテーマで実施いたしました。

私はもともと、メタバース関係のことについて、学んでおり、もともとメタバースに興味がありました。 今回のテーマは、以前IT系の企業の方とお話しした際に、「メタバースって何だと思う?」と聞かれ、自分でも改めて考えてみたいと思い、テーマ選定しました。

今回のインプットを作る中で、メタバースの原点である「スノウ・クラッシュ」という本について知りました。 知らない作品だったのですが、今回の探究を作る中で興味が出て、実際に買って読んでみたいと思いました。 「スノウ・クラッシュ」で述べられていた「メタ・ヴァース」に、今の「メタバース」は近づいているのでしょうか。 実際に読んで、確かめてみたいと思います。

巷では、みんなメタバースといいますが、今回の探究では、様々な意見が出されておりました。 このことからもわかる通り、まだまだ「メタバース」という言葉に対して、皆が同じイメージを持てるようになるまでは遠いように思います。

ちなみに、みなさんなら、「メタバース」という言葉から、どんなものを思い浮かべますか。

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グループトーク

参加者の意見・やりとり

メタバース 定義が曖昧なので統一見解がない?

1 メタバースに企業が参入

2リアルからオンラインへの生活様式のシフト

3 NFTの流行

4 gamefiの普及 注意点 暗号資産の安全性・・・???

現実の世界が貴重化するのか?

情報格差が格差社会にならないだろうか?

メタバースとはなにか

自分で環境を作りだすことができる世界を手に入れた

なぜ流行ったか ・人生のニューゲームを経験できる
→容姿、居場所、出生、環境から脱却 例・寝たきりの人と健常の人の区別がなくなった

「自分で作れる世界」

⇒何か、すごく納得しました

目以外のなにかで ものを見たことが ありますか?

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメントです。

第二の人生

本と一緒

感動する場面が減ったので新しい経験に飢えてる

コミュニケーション能力が低い

活字が読めない

話が聞けない

「気軽」

⇒これは重要な要素かもですな~

第二の人生って言葉わかりやすいですね

〇メタバースとは何か?
・バーチャル空間?
・マトリックスの世界??

今まで考えたことはなかったけど、
メタバース=メタ+ユニバース
は分かりやすい。

メタ的な宇宙(世界)
つまり、今生きている宇宙を飛び出すこと?

※メタ認知
映画のキャラが視聴者に話しかける
⇒自分は映画の中のこういうキャラなんだ、と自覚している
⇒つまり映画の外から見ている視点を持っている

〇最終的に到達したいメタバースとは?
(どうすればこの世界を飛び出せるか、考えてみました)
※バーチャル空間は、「現実世界にいる時分が没入している状態」なので、不完全?

1,メイドインヘブンによって到達した一巡後の世界(天国)
(ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャンより)

これから起こるすべてのことを経験したことにより、これから起こることが分かる(覚悟ができる)※この思想は、ジョースターの黄金の精神を受け継ぐ少年によって打ち破られます

2,ドラクエ6の上の世界(夢の世界)

世界中の人の夢によって形作られた幻の世界 下の世界(現実)の住人が夢に見ることが実現している 当人たちは、自分が夢の世界の住人だとは気づいておらず 上下を行き来できる主人公一行のみが、自覚している

3,あの世・神様の世界

現世(3次元宇宙)を飛び出した世界 仏教のとある解釈によれば、未来も過去もなく、すべてパラレルワールド

4,預流(よる by仏教)

因縁解脱に向かう流れに乗った状態 あと何回か生まれ変わると、現世には生まれてこなくなる

なぜ流行るのか? メタバースを掲げる企業が沢山あり 関心のある人が沢山いて 市場規模が拡大しており儲かるから

>大乗起信論 読んでみるといいかもです。

メタバースを活用するデメリット

準備に手間がかかる
メタバースの利用には、仮想空間での活動環境を整える必要があります。

仮想通貨用の口座
メタバースの通貨は仮想通貨。NFT商品を購入する際などに必要となります。暗号資産交換取引所にて仮想通貨用の口座を開設し仮想通貨を購入することができます。

暗号資産
メタバースのプラットフォーム内で使う通貨です。仮想通貨を換金することで希望の暗号資産を入手できます。利用するメタバースによってそれぞれ使用できる暗号資産が異なりますので、自分が参加するメタバースではどの暗号資産が使えるのか前もってチェックしておく必要があります。

ウォレット
ウォレットとは暗号資産や購入したNFTを保管するための財布。ウォレットの種類も多数ありますが、有名なところでは「MetaMask」などが利用者も多くさまざまなメタバースに対応しています。ウォレットを利用するメタバースと連携させることで使用できます。

メタバースのアカウント
当然ながらメタバースのアカウントも必要です。 その他、VRゴーグルなどのヘッドセットもあるとよりメタバースを楽しめます。

メタバース空間に依存する可能性がある
すでに、ゲーム依存・ネット依存などが問題視されていますが、メタバースも中毒性が高く依存の懸念があります。足に陥るだけでなく、現実と仮想世界が逆転しメタバースでの存在こそが本当の自分だと錯覚してしまう恐れさえあります。

ウォレットに脆弱性が存在している
ウォレットの脆弱性もメタバースのデメリットとして挙げられます。パソコン上でもウイルス感染やサイバー攻撃といったリスクはありますが、まだまだ黎明期であるメタバースや暗号資産は不正行為に対する対策が万全とは言えない状態です。実際にハッキングの被害が出ているブロックチェーンも存在します。現状、メタバースの利用には仮想通貨や暗号資産の流出のリスクが伴うことを忘れてはいけません。

パソコンに高性能なスペック が求められる パソコンに高機能なスペックが求められる点もメタバース参加への二の足を踏んでしまう要因です。3D空間のメタバースを快適に利用するためには、ゲーミングPC並みのパソコンスペックが必要とも言われています。オンラインゲームを楽しむ人も増えてはいるものの、ゲーミングPCの普及率はそう高くありません。また、通信速度にもさらなる進化が求められ、インターネット回線の技術革新も必要となるでしょう。

ファシリテーターの意見

メタバースとは結局何だろう
また、なぜこんなに流行っているのだろう

メタバースの印象
→3D,アバター,リアルタイムにコミュニケーション、NFT
このあたりがキーワード

個人的に、メタバースは、「3Dのアバターで現実と同じように触れ合える世界」のことだと思う。

なぜこんなに流行っているのだろう。
→メタが流行ってると言ってるから
→誰かが流行ってると思えば、それが広がり参入するから

ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう。

次回は

3月3日(金)19:30~21:00
第193回「情報の必修化」を予定しています。

引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!