第139回「音楽の未来」

第139回 探究型ワークショップ実施!
テーマは「音楽の未来」です。

本日の問い

この先、人類はどのような音楽を生み出していくのだろう?
また、100年後に大流行している音楽とは?

 

グループトーク

~インプットセッション中のやりとり~

>>楔形文字…!!
>>受け入れる環境(黒人奴隷)とかが起因しているのですね…
>>ヒップホップーJヒップホップーヒップホップボーカロイド、とかになっているのですな。。。!
>>香港(広東語)などもそうかもですなー!
>>基本イントネーションが8つも…!

 

グループトーク本編

【本日の問い】
この先、人類はどのような音楽を生み出していくのだろう?
また、100年後に大流行している音楽とは?
個別化 オーダーメード化 
温故知新 宮廷音楽 パトロン 

感じたものを表現する一手段
そもそも 大流行するのか?
 あえて言うならアニメの主題歌?
癒しとしての側面 医療 音楽療法 

複雑化 多様化 ヒット曲が生まれない

>>音楽を聴く媒体(機会)の多様化
⇒皆一様に聴いているわけではないから…
>>流行という概念はどうなるか??
>>むしろ個人ごとの好みに合っていく?
>>人間は飽きる
⇒流行が廃れる
>>ジャンルが流行る≒衰退の始まり
>>見たいものだけを見る
>>聞きたいことだけを聴く時代
>>それを、強制される
>>自分の好きそうなものを小さいころから聞かされて、方向付けされてしまいそう
>>新しい戦争の脅威でそういった情報操作のことを、見ました。一事が万事ですね。
>>↑たしかに!
>>そうなると今度は、違うものを聴くと気持ち悪さを感じる
>>「主体性」ってなんだ?という話になる
⇒好きになったプロセスまでコントロールできないと

ーーー

これからの音楽
脳に負担をかけない音楽
目に見える音楽
100年後にヒットしている音楽は?
人類は一度滅亡
もう聞きつくして娯楽のための音楽はなくなってるかもしれない
学習用、仕事用のものとか洗脳用のものはあるかも
爆音ロックは少なくなりそう
一人で生きようとか早く死にたいとかの歌が流行りそう
あとは他の音が聞こえなくなる音楽

>>100年前に比べて、今は「pv」がありますよね。(すでに“聴く”だけではない)
>>けっこう滅亡が早くやってくるんですね(笑)
>>ライブビューイングの画面の歌詞もアートな感じで表示されますよね!
>>「うっせえわ」みたいに逆に流行るかも…!
>>瞑想
>>ブライアン・イーノ的な…
>>楽しいもの⇒役に立つもの という流れ
>>沈黙だけの曲
>>そもそも音じゃなくてもいいというところまできている(脳に電気流すみたいな)
>>ロック⇒現状に対する反抗、アウトロー
⇒だからみんなおとなしくなったら、なくなっちゃうのではないか
>>某赤い国⇒労働生産性のためラブソング規制…?
>>日本文化を規制された時、こっそりアニメみるなどもあった。

ーーー

音楽のジャンルや文化について深く知らないので、探究に時間がかかってしまいます(笑)
ちなみに、
音楽の「勉強」として、
クラシックはけっこう嫌いではなく、
作曲家の人生など触れるのは好きでした。

表現できる楽器の発展で、
バロック⇒古典⇒ロマンなど、あると思うのですが、
あらためてクラシック音楽をその解説に触れながら聞いてみると、
たしかにな~、そのイメージあるな~と感じるところがたくさんある。
例)ショパンの革命とか、ベートーヴェンの運命や英雄とか
あと、ムソルグスキーの展覧会の絵なんかも、なんとなく(笑)

音楽って、
昔の曲って昔の曲だなだな~って感じるのなぜなんですかね??
演歌とか、
80年代の音楽とか、
聞くとなぜかその雰囲気、わかりますもんね。

ということから考えると、
いまの時代の音楽が古く感じるということで、
もうよくわかりませんね。

新しい音の出し方、とかが出てくるのかな。
楽器?
声?
それによってつくられる音楽とか?

影響力のある人の曲というより新しい発見や表現が注目されるとか?

近年だと、
テクノとかがそういった変わった分野なんですかね?

芸術だけに、
理屈で考えても全然わかりません。
けっこう、お手上げです。

以上。

>>そういう意味では、作曲者の背景に触れながらクラシックを聴くのは、今でいうところの、pvやアニメと重ねて鑑賞するのと同じなのかもしれませんね
>>料理の味付けのように、要素を組み合わせてそれっぽい曲を作れる人がいる
>>その引き出しが心の中にある天才
>>「○○っぽさ」
↑ヨーヨー・マの話
>>便利ですぐ手に入る⇒薄っぺらくなりがち?
>>昔の手紙はクソリプがないw
>>今と昔、得たい感情は一緒だけど、インプットする音が違う。感性が違うから
>>もし月に行けるようになったら、月に対する捉え方も変わってくる
(月を美しいもの、詩的対象として見れなくなるかも…?)
⇒新幹線ができると、「津軽海峡冬景色」の捉え方変わってくるのと同じ?
⇒簡単に遠くへ行けてしまう時代に、遠い故郷や異国の地に想いを馳せるという感覚は生まれにくい?
(つまり、時代や地域によって、何をどう感じるかは違うから、それによって音楽も変わっていく)

ーーー
【この先の音楽は?】

音楽はいずれ出尽くす。(ゲノム解析みたいな)
人間の聞こえる周波数には(現状では)限界があり、
(曲の長さが有限なら)
その組み合わせも(無限には近いけれど)有限であるから。

人が音楽を聴(聞)くのには理由がある。

技術が発達する

なので、

未来になれば…

<普通のヤツ>
リバイバル系(流転するファッションとしての音楽:もうある)
通常用途系(コマソン、演歌のような新サービスにあったもの)

<ドリンク剤みたいなヤツ>
脳を刺激して、好きな快感物質を出せる

<プレゼンバトルなヤツ>
私は音痴なのでAI作らなきゃ…

<人工/天然みたいなやつ>
AI歌い手

<健康法みたいなヤツ>
横隔膜を震わせ、肺活量を上げる事と健康との相関が研究され、
”その人にあった歌”が”処方”される

<生体コードみたいなヤツ>
自分の発する声や嗜好が”歌”なら
それは自分らしさを表すコードとして成立する。
*返事を読み取って適切なものを出す、みたいな。

<より声を出さないヤツ>
宇宙時代到来なら、酸素の節約は生命線。
省力歌だったり、贅沢にシャウトするものがもてはやされている

<声帯でないヤツ>
人間はさらにサイバネティック(ロボ)に
機械化したボディパーカッションとか。

<おまけ>
童謡

>>「中世ヨーロッパ風」みたいな感じですね。>>流転
>>病気の治療楽、ですね。
>>「歌手」という職業が心配になってくる…
>>「ウェブデザイナ―はもうカッコよくない」みたいな、、
⇒「ボカロP」>「歌い手」 になってきている??
>>素人さんのリメイク・カバー
>>正しいだけがすべてじゃない??
>>人間の顔を見てアレンジする
(ライブで観客の顔を見て演奏できるのは、今のところ人間だけ)


【ファシリも考えてみた!】

☆この先どんな音楽が作られていくか?
〇聞いていて疲れない音楽
・音楽って、聴いてると疲れません??
(一見癒しの曲のように見えても、少なからず感情をアップダウンさせられるから、1日の終わりの疲労に繋がっている気がする)
(個人的な意見ではあるが、、音楽を聴いた日は、そうでない日よりも夜疲れている気がする…)
・具体的に聴かれると難しいものではあるが、、周波数はカギではなかろうか。(ということで、少し調べてみる(下記))

〇下手な(完璧ではない)音楽
・素人カバーに最近ハマっているので
⇒「良いもののアレンジ」は、色々な分野でよくある“良い手段”だと思うので、今後も出てきそう

〇宇宙世紀だったら
・宇宙コロニー地球を思い浮かべる曲
(ザビ家に弾圧されそう。(笑))
・もっと色々な素材で作られた楽器で奏でられる音楽
(色々な鉱物とか)

☆100年後の流行
⇒百数十歳になった我々には雑音に聞こえる音楽


ーー

〇音(周波数)について
こんな話を聞いたことがある。

↓とあるサイトより引用↓
今ある平均律の基礎をA=440Hzにすると決めたのはロックフェラーで、
それが1939年にということですからつい最近といえば最近の話なわけです。

実はつい最近(100年くらい前)に基準となるヘルツが調整されたそう。
それが本当なら、実は時代によってどんな音を使うのかが違っているのかもしれない。

〇人間の感性について
以前この探究でも出たが、人間は適応する生き物。
つまり使う部分は発達し、そうでない部分は退化する。
思うに、、
昔の人と今の人は、きっと感性のアンテナが違う。
(向きも、精度も)
例えば、仮にもし現代日本人の視力が昔の人よりも退化しているならば、
冨士見と呼ばれる場所から富士山を見ても
その捉え方、感じ方は変わってくるだろう。
(退化=適応 なので、一概に悪いとは言えない。ただ感性に合わせてアートも変わっていくということ。)


〇医学の面から
↓人間の各臓器には固有の周波数があるという話を見つけた↓
https://tkhealinghouse.com/blog/20200111879

身体に癒しを与える音楽を作るとすれば、
こういうところが考えられるのかな??

 

【ファシリテーターより!】

今回もありがとうございました!
ファシリテータ―の木原です。

今回はテーマ「音楽の未来」ということで、
この先音楽はどのように進化(変化)していくのか?
ということについて皆で考え話し合っていきました

「人は音楽に何を求めるのか?」といった本質的な話や、
聴き方、楽しみ方が多様化(個別最適化)していくと、
そもそも流行という現象が起きなくなる?
といった流行に関する考察など、
今回も幅広い視点で色々な意見を出し合っていただきました。

準備段階で音楽(とくにジャンル)について探究してみると、
驚くほど多くのものが存在するとともに、
その一つひとつに背景やエピソードがある(当たり前ですが…)ので、驚きです。

また「ドレミ」の誕生エピソードなど、
音楽の歴史についても、知らないことが多くとても勉強になりました。

個人的に、あまり芸術の世界はあまり詳しくはないのですが、
一度時間をかけて探究してみることで、
そこに興味を持つきっかけになるな、と改めて実感します。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
またやりましょう!
次回は11月27日(土)19:30~21:00
第140回「報道の真偽」を予定しています。引き続き、楽しくて学びになる探究の場を実施してまいりますのでお楽しみに!

探究

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