第117回「直感について探究する」
第117回 探究型ワークショップ実施!
今回のテーマは「直感について探究する」です。
【本日の問いかけ】
「直感」には頼った方が良いか?
(自分はどっち派か?も面白いかも…)
【グループトーク】
~インプットセッション~
>>なぜかyoutubeで最寄りの店舗を表示って出てくるのこわい
↑わかる!
>>新宿でお探しの貴方!とかいわれちゃうw
>>googleのロケーション履歴offなんだけどなあ….
>>完全OFFでも検索履歴とか読んでる説…
>>勘は本来「深く突き詰める」こと、なんですよね。
>勘所(クリティカルポイント)ってことですな。
>>羽生名人は「相手の手に合わせてスタイルを変えて戦える」
(弁慶みたいに武器全部持ってて且つ全部達人)ヒトなんですよねえ…
(人間かっ!?
>>「意識してない」こと、
>>「意識できない」こと、
>>「意識する前の」こと。
>>これらがすべて無意識と言われていたり…(結構広いなあ。。。
>>上手くいったから(後知恵バイアス)という説もあるかも?>ダッジ・バイパー
>>そして90%の会社は10年で潰れる
>>そうそう、失敗してたら語り継がれないのですよねw
>>学校の成功体験で教師が教えてるってこともそれかも
>>好ましい=好きだからで選べるもの(車を服と同じように思っているなら、好みで決めた方が満足しやすい)ですね
>>仕事量と仕事難度の関係もあったり>お医者さんの例
~グループトーク本編~
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車の運転やヒトの言動は慣れたら人に頼ることなく直感でもよいと思います。
ただ、公的な社交場の場合のように感情移入を慎重にしたい場合は直感に頼りすぎると危ないですね。
>>「自分は直感鋭いんだよねぇ」って言う割には…という人
>>どちらかに偏ってしまっている??
>>あるある!
>>苦手な所ほど直感は慎重ですね。人選も直感は発動し難いですね
>>直感でとらえたものを、あとからでもいいので説明できることって大事な気がします。
>>Google人事 実は8割好みで選んでる!?(笑)
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直感を使わないで生きていくということは、無いのではないか?
命の危機の場面など。
よって、直感に頼っても大丈夫なように直感を磨けるなら磨きたいものです。
物事の選択の場面でも、
結局決断をするということは何かを断ち切ることであるから、
そのリスクをはからないといけないが、
とくに誰もやったことのない事例だった場合、
そこには何かしらの客観的な根拠は存在しない可能性がある。
だから、直感を磨くしかない。
※ちなみに直感は動物的な勘とほぼ同義ではないかと思う
例)
・メジャーに挑戦した野茂英雄
1995年シーズンオフにメジャー挑戦を表明
※所属球団の近鉄は認めず
※日本球界は任意引退扱いとなる
※ドジャースと「マイナー契約」
ここから、ある意味すごい活躍ですね。
5月メジャーデビュー
トルネード旋風
※いまでもNOMOは有名
オールスター選出・先発
最多奪三振のタイトルなど
翌年はノーヒット・ノーラン
・・・などなど
彼の活躍が、のちの日本人メジャーリーガーの道を切り拓いたのは間違いない。
リスクをはかり、自分の力で「やれる!」と判断したのは、直感でしかないのではないか。
>>数学の専門ですが、専門領域でも11年間直感で教えれてるわけではないです。
>>直感で考えたことも4年半はかかりましたね。
>>最近は「ちゃんと説明する」「パワーを計れる特定を必ずする」
(でも、嫌いなヤツとは仕事しにくいのでそれもちゃんと書く)
>>とかにしているみたいですね>グーグル採用
>>ラマヌジャンやフェルマーは、直感鋭きなのですかね>数学
>>野球選手で野球を論理的に説明できるのは落合さんぐらいじゃないかなあ。
>>分かっているけど証明ができない”ラマヌジャン”は証明を学んでなかったのですよね・・・
>>プロ選手でも、「なぜそうすれば打てるのか」ってほとんど言葉で説明できない
>>定理を証明しましたが、直感が鋭いと論に走りがち
>>証明を学ばなかった学者の代わりにこの証明を考えさせられた数学科時代を過ごします。
>>マグワイアとソーサも200号以上のホームランを打ったニュースが1999年頃にビッグニュースになりましたが直感重視というわけでないですね
>>「マネーボール」理論(統計で類似再現を行う)ですな
>>(言葉にできないことって沢山あるので)まだまだ言葉は発展途上
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命や生活にかかわらないものであればOK
極端で意味が分からん例)
面接官「こいつ、、多分仕事できるな。ヨシ!採用」
入社後めっちゃてきとーな感じで仕事をして取引先へやばい態度を取り会社が損害
例2)
基本無料ソシャゲをやり
「なんだこのク○システムあー課金しなくてよかったわー。」で終わる。
時間は無駄にしているものの人生が壊れるほどではない
↑あるあるw
>>直感採用→裏切られた、という話になることですなw
>>即採用の功罪を考えた記述は斬新ですね。
>>えっちな本(表紙が素敵なやつ)とかもそうですね。
直感で選んで損しちゃうやつ↑
>>「無駄で終われば儲けもん」って良い言葉だなぁと思います。
>>そういえば心理戦でプロ野球日本一を勝ち取る漫画があります。面白いです。
>>直感で選ぶにも動機はあるんかなと
>>影響度が大きいと特に
>>劉禅…(演義)
>>諸葛孔明も「勝ち戦」と言います
>>占いはコンセンサスを取るための手段
>>プラッシーボは3割くらい効くww
>>演義は直感ですね。
>>明治時代以前に顕在してた人物の肖像画もそのままの似せ絵で書いたのかと言うのも疑わしいですね?
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【直観に頼った方がよいか】
→NO。
直観は頼らなくてもやってくるので、別に”頼ら”なくてもよい。
(それは深夜のポテチのようなもの
:二重システム理論:楽するためのパターン認識や癖)
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>自分はどっち派か?
基本的に”大抵は”直感派。
*神様(≒環境)が与えてくれた好き嫌い(≒偏見)はモチベーションの元。
>直感は使うべきか?
ずっとシステム2(≒論理)で生活するとヘトヘトになっちゃう!
使うべき。
>どんな時に有効か?
「すごく賢い」OR「すごく愚か」
「時間が無い」
「リスクがない」
「それを活かしたい」(オートマティズムとか)
上記なら使うべき。
>おまけ:そもそも意識とは?
参考:マインドタイム(書籍)
意識は0.5秒前に生じたできごとを処理した結果
(そう考えたことを自覚するための確認プログラムのようなもの)
学習や癖、反射行動は0.15秒後に身体の応答が開始される
*後から獲得したものは”良いモノ”?だろう。(うん)
>>自律神経から大脳に行きますよね。大脳も理性が働かないとつかさどれない訳ですし
>>やっぱり直感をのちに説明できることが大事そうですね
>>僕もキックベースで遊んだり野球観戦をしたりする際、バッターが打つたびに「打ったー走れー」と言いますが、小3の時にハンドベースボールで遊んだ時に叫んだのが癖となって直感が働いたわけです。
>>あとで理由をつけるのは何とでもいえるのかもね。。。
>>なんとでも言えるチカラが意外と大事なのかも(笑)
>>後知恵バイアス
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自分はどっちかというと「論理」で判断することが多い
直感的な人の話は心の底からは理解できないことが多い(スピリチュアル苦手)
ただ、10回連続でコインの表裏を当てられる人がいるのも事実
また人は論理的だから納得いくわけではないし、タイプがある
ロゴス パトス エトス
ソクラテスの問答の話をもとに実践してみた
詐欺師や政治家、営業マン、農業従事者は直感的な人が多かった。
医師や弁護士、教師などは論理重視な気がします。
「直感」に頼った方がいいか?
結局は「中道」なんですが、瞬時の判断が大事なときや将来の予測をする場合は「直感」に頼るしかないと思います。
>>鉄人だなあ。。。
>>ですよね、僕は到底足元にも及ばない・・・
>>直感的に何かをやって、あとからきちんと分析して論理的にまとめられる、といいですね。
(同じような発言繰り返してますが(笑))
>>アリストテレスですな>論理学ネタ
>>スピリチュアルな人こそ、それを論理的に説明できないか努力してみるべきだなぁと感じます。
>>広めたい、理解してもらいたいのであれば。
>>日本だと12万人くらいの直感者という計算ですね。
>>1つの十万都市に居る人全員が直感者の感覚ですね。
>>知ったかが直感とするとそうでないようにするのは論理ですね
>>「後から分析」いいですね!
>>本質を突くと無言
>>本質を聴かれて正解を言わないとダメというジレンマですし
>>論理的思考とクリティカルシンキング
>>パ〇ル&サバイバル(最近YouTubeで出てくる広告…)(笑)
>>まあ、「人権宣言」みたいに「みんが幸せになりましょうね!」みたいな「変化していくけど大切なこと」をもやっという、という手はありますね
>>批判的思考は、○○は直してほしいというのを時事などを観て客観的に考えることですね。
>>論理的思考は頭脳派
>>論理、感覚、共感ですね。共感して聴くことは論理や感覚を形象しますね。
>>論理・感覚・共感は人によって優先順位アリ
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「直感」には頼った方が良いか
ほどほどが重要かな?
中庸思想・・・
頼りすぎてはいけないけど僕自身は、頼ってもいいかと・・・。
別の自分を見いだすことがあるかなとも思うので・・・。
余裕は大事かなっとも思ったり・・・。
そんな中で、「直感力」を磨いていくために
■直感は「スキマ」に宿る
まず一つ目に挙げられるのが「スキマ」を作ること。
頭の中は仕事のことでいっぱい、スケジュールで埋め尽くされた手帳、家の中はものであふれている・・・。
そのような状態では、自分の内なる声である「直感」はやってきません。
意識して何もしない時間を作ってみる、
不要なものを処分して部屋の中に何もないスペースを作ってみる、
予定を詰め込まないようにする、
起きた物事に対していちいち悩むのをやめてみる。
こんな取り組みによって、心に「余白」が生まれます。
この余白にこそ、内なる自分の声が下りてくる?と・・・
■潜在意識にアクセスすれば、直感は下りてくる!
また、直感力と密接にかかわるのが「潜在意識」です。
知っての通り「潜在意識」とは、普段は意識できない意識」のこと。
ここにアクセスしやすくすることが、直感力を磨くことにつながる?
潜在意識とつながるための取り組みとしては座禅や瞑想が知られていますが、
他にもできることがあります。
たとえば、普段の生活のなかで、あらゆる判断を「保留」にすること。
私たちは自分に起きた出来事について、その意味を解釈しようとしたり、
正しい選択をしようとしたり、善悪を判断したりと、
ついつい思考を巡らせてしまいます。
それを一度すべてやめて、見たもの、聞いたこと、起きたできごとについて
何も判断せず、決断せず、すべてをただ「知る」にとどめてみる。
>>友達作りの経験がないので当て推量で言いますが、友達作りも理解と共感がないと続かないんじゃないかなと。
一日のすべてをこのように過ごすのは難しいかもしれませんが、
何も判断せず、考えない時間を作ることを心がけると、
潜在意識に潜り、直感力を得るのに役立つといいます。
■「理想の自分」にアドバイスをもらおう
どんな人でも「こうだったらいいのに」という、理想の自分像があるはず。
何かに迷ったら、その「理想の自分」と心の中で対話してみることも、直感力を磨くトレーニングになります。
迷いや悩みに対して「理想の自分」が下した決断は、
現実の自分にとって「こんなことができればいいんだけど、実際にやるのは怖い」とか
「こんなことを言ってみたいけど、勇気がなくていえない」といったものかもしれません。
でも、「理想の自分が言うなら」ということで実行してみると、
これまでの自分の行動原理からはありえなかった結果が出てくるかも。
「理想の自分」を通して導き出された決断にしたがってみる。
これも一つの直感なのです。
自分らしく、生き生きと・・・
見ず聞かず言わざる三つのさるよりも思わざるこそまさるなりけり(良源)
「見ざる、言わざる、聞かざる」は日光東照宮・神厩舎にある彫刻が有名ですが、
この三猿の話はもともと、天台宗の中興の祖と言われている良源の処世術から生まれたものです。
他人のいやなこと、不安なことに対して見ざる聞かざる言わざるが最も大切です。
さらに、
それ以上に、
いかり【忿(ふん)】、
うらみ【恨(こん)】、
ごまかし【覆(ふく)】、
なやみ・なやませること【悩(のう)】、
ねたみ【嫉(しつ)】、
ものおしみ【慳(けん)】
だますこと【誑(おう)】、
へつらい【諂(てん)】、
傷付けること【害(がい)】、
おごり【驕(きょう)】といった悪い心を持たない、
「思わざる」ことが最も大切であると良源は言ったのです。
「思わざること」は難しいことではありません。
悪い心が寄ってきたら、自分の心でそっと隠すのです。
そのためには、「わが道」を行けばよいのです。
HSP(Highly Sensitive Person)
ハイリー・センシティブ・パーソン
>>HSPは僕も尚のことそうです
>>「共感」は直感から生じる?
>>馬上、枕上、厠上
(三上:アイデアの浮かびやすい場所)
-『帰田録』
–
-バー(Bars)、バスルーム(Bathrooms)、バス(Busses)、ベッド(Beds)
–
創造性の4B
>>直感の中でも超一言ですね
↑とかですなー!
>>サウナホテルはコロナ前によく行ったので4Bは想像力に富みます
>>つきあってはいけない3Bというのもある
>>3Bは金八ですか
>>美容師とバーテン、バンドマン
>>2Bは勘八、1Bは仙八、4Bは創造性のバチ
>>直感で生きてる人ですね>ちゃらい3B
>>1979年から32年間続いたドラマです。
>>世界史の科挙で人選する歴史を継ぐタイミングで武田さんが選ばれて教員免許もおとりになられたようです。
>>美容師、バーテン、バンドマンはイケイケキャラですね
【ファシリテーターより】
今回もご参加いただきありがとうございました。
ファシリテーターの木原です。
今回は「直感」についての探究ということで…直感的に「これは面白いかも~」と思ったテーマをそのまま探究にしてみました。
(その後、運営メンバーでよく吟味はしております。(笑))
まあしかし真面目な話、この探究のテーマを決める時には確かに直感のようなものを働かせているかもと気づきました。
直感だけで確定させることはありませんが、無数にあるテーマの中から2,3面白そうな候補を絞り、それらについてよく吟味をして作り上げていくというのが毎回の流れですので、こうした自己体験から考えてみても、実は結構色々な場面でそういった感覚は活用しているのかもしれないなぁと思います。
自分は人に説明することがあまり得意ではなく、それ故にも「論理と直感」というのはしばしば自分にとってキーワードになっていたりしましたので、今回も私自身も沢山気づきと学びをいただきました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。またやりましょう!
次回は第118回「地域通貨」を予定しております。
今後も楽しくて学びになる探究の場を実施してまいりますので、お楽しみに!