第85回「シンボル」

第85回 探究型学習コース実施!
 
【アイスブレイク】
・自己紹介
・あなたの身近な記号といえば?
皆さんが普段考えている記号が何を指しているのかについて、それぞれお話いただきました!
 
 
【インプット】
深く考え皆で話し合っていくために、まずは以下の事項を皆で共有しました!
 
〇パースの記号論
・イコン→自分のもっている性質と似ているものについて想定できる記号
具体例 写真や絵画など
 
・インデックス→関わりをもつ【対象】から、実際に影響をうけることで、その
【対象】に関わるような記号
例 温度計→気温に影響を受けているため
風景→季節や社会変化に影響を受けるため
 
・シンボル→対象との類似性や関係性を、記号を使う人との約束に基づいて、一般的な対象へと関わることのできる記号
例 数学の記号、憲法など
 
〇シンボル
・書き手と読み手の間に約束事がある記号
 
〇企業ロゴの種類
・シンボルマーク
→ある事柄に所属していることを表すマーク
 
・ロゴタイプ
→文字でそのことについて表現すること
 
・ロゴマーク
→シンボルマーク とロゴタイプを組み合わせたもの
 
〇【クイズ】このシンボルは何??
 
①厚生労働省
→国民(老若男女)の喜ぶ姿をモチーフにしたマークで、国民が手を取り合い、一つになって幸福を目指すという意図がある。二人の喜ぶ姿の間には幸せのハートの図が隠されている。
 
②東京都のシンボルマーク
→1989年に制定されたもので一般公募で選ばれた。このシンボルマークは旧東京市成立100年を記念に作られた。デザイン的にイチョウに見えるが実際はTを図案化したものとされている。
 
③Apple
→一番最初のデザインにはニュートンと木から落ちるリンゴのデザインだった。しかし、その後今のマークに虹色のついたものに変更され、現在の白のリンゴのマークになった。
 
④Twitter
→元々のデザインから2012年に変更され今のデザインになった。デザインはtwitterの意味が小鳥のさえずりという意味から、青い鳥がロゴに使われている。
 
 
【問いかけ】
あなたは山の日の広報係に任命されました。今後、この日を人々に知ってもらえるようなシンボルを考えることになった時、それはどんなシンボルにするか?
 
 
【探究】
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山菜や動物などを丸の中に入れるマーク
フキノトウ、ゼンマイ、バッケ
 
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【山の日のロゴマーク】
 
〇山の日とは?
2014年に制定された祝日法に曰く
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」
ことを趣旨としている
 
〇ロゴマークアイデア
・山菜籠
・タケノコ
・イノシシなど動物
・木材
・山菜かごを山に見立てて、デザイン
・三原色使った方がよさそう
・森と川⇒海
・海と山は密接に関連し日本人の暮らしを支えてきたので、、海の日の帆船を反対側(沖から陸へ向けて)眺めて、船の背後には山から川が流れているロゴなど良いかな?)
 
【ちなみに海の日は??】
〇国民の祝日に関する法律第2条
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」
 
〇海洋基本法第13章
国及び地方公共団体は、国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が施行されるよう努めなければならない
 
〇超党派の国会議員
「海の恩恵に感謝する日だったはずが、単なるお祭りになってしまった、、」
 
〇ロゴマーク
・この旗は、日ごろ私たちが恩恵を受けている海に感謝し、海を大切にしようという気持ちの象徴です。(抜粋)
・折り紙の帆船をイメージ
・3原色+黄色は太陽の光を象徴し、ロマンチックいっぱいの大海を美しくイメージ
 
☆結論
海の日には、海への感謝の気持ちを込めて旗を掲げよう!
出展:日本海事広報協会
 
< 船ひっくり返すのかと思った()
<そしたら体育の日があってゲームの日がないのが謎
 
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山の恩恵に感謝する日
・緑
・自然
・水
・動物
・日の出、日の入り
 
<八咫烏
<足3本のカラス
< 一本どうしたんだっけか
 
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【ファシリテーターより】
今回もありがとうごさいました!
現在も、皆さんの身の回りに存在するシンボルマークには、1つ1つに深い意味があります。そうしたシンボルマークについて考えることで、そのデザインの意味や伝えたいメッセージについても深く考えることになるのだと思います。今回は「山の日」のシンボルマーク を考えましたが、ぜひ機会があれば他のものについてもシンボルを考えてみてください。そのマークを考える中でより一層そのものについて考えることになるかと思います。これを機に身の回りのシンボルマークについて、興味を持って調べてみたりしていただけたら幸いです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
是非またやりましょう!
 
次回は第86回「紛争について考える」を予定しております。
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!
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