第82回「society 5.0におけるマナビ」
第82回 探究型学習コース実施!
今回は
「society 5.0におけるマナビ」
というテーマで、皆で考え話していきました!
【アイスブレイク】
〇自己紹介
〇「世界が変わったなぁ」と思った出来事
【インプット】
〇society 5.0とは?
・IoTで人とモノがつながる→新たな価値創造
・AIにより、必要な情報が必要な時に提供される
・ロボットで人の可能性が広がる
・イノベーションで様々なニーズに対応
〇society史
・society 1.0「狩猟社会」
・society 2.0「農耕社会」
・society 3.0「工業社会」
・society 4.0「情報社会」
・第1次産業革命「軽工業」
⇒蒸気起案、紡績機
・第2次産業革命「重化学工業」
⇒電力、石油、モーター
・第3次産業革命「自動化・情報化」
⇒コンピュータ、インターネット
・第4次産業革命「デジタル革命」
AI、IoT、ブロックチェーン
〇マナビについて
・既存の形⇒大講堂で先生が前に立つ
・欧米での画期的な形⇒ディスカッションなど
ポイントとなる“コード”
旧来:規格化・分業化・同時化・集中化・中央集権化
今後:個性化・総合化・非同時化・地方分権化
〇どのような人材が求められるのか(機械が考える時代の人間の役割)
・大局観をもって高度な判断を担う(Step up)
・人間ならではの役割を果たす(Step aside)
・機械をサポート(Step in)
・ニッチ領域の専門家(Step narrowly)
・次世代ビジネスを創造(Step forward)
【問いかけ】
Society5.0 の社会では
A『学ぶ内容』× B『学び方』
はどうなっていく?
条件や制約がないとして考えてみよう!
【探究】
ーーー
【society5.0で何を学ぶ?/どう学ぶ?】
〇別になんてことない。
〇好きに、楽しく(時には苦しく)学ぼう!
〇そして記憶は大切。
<何を学ぶ?>
〇機械の使い方と仕組み(自動車の運転の仕方のようなもの:倫理とかも)
〇国ごとの違い(文化や法律国の垣根がどんどん無くなるので)
〇記憶すること=スタイルを選ぶという概念
(記憶しなくていいからこそ、記憶の力が重要になる、発想は真空からは発生しない)
〇争いのおさめ方(地方分権というのは皆が好き勝手やれてしまう世界だから)
<どう学ぶ?>
〇『OJT型(≒学びながら実践)学習』
やってみる→わからん→調べる→完成させる→繰り返す。
*大人の研究チームやアプリ開発などと同じ
〇あった先生から学ぶ
*世界中の先生から選べる時代が来る…かも?
〇どんどん質問する(好奇心を止めなくていい?)
>>便利になると色々な問題が生じる⇒学んでおく必要アリ
>>国地域ごとの文化拝啓なども大事かも
>>知らないと 人を傷つけちゃうことがあるのですね
>>異文化交流の歴史⇒生麦事件
>>法律は国の中でしか機能しない
⇒故に、自分で調停する力が必要
⇒(法律の)メリットだけ見ていると気づけない部分
>>周囲に合わせる能力がある人は合わせればいいし、そうでない人は自分と合う人と出会える
⇒適用する or 適用できるものを探す
(今は探すのがめちゃくちゃ大変なので、適用せざるを得ない場合が多い)
>>読み書き算盤+調べる
ーーー
〇学校に来る必要がなくなる
〇資格を取れる大学は二極化する
〇大学は来たい人だけ学校に来る
〇学校はなくならない
〇塾はタブレット学習が普通になる
〇読み書き足し算はなくならない
〇プログラミングの授業が取り入れられる
〇藝術の大切さが見直される
〇科目の境目が無くなっていく
〇タブレットを与えるのが今すべきことか
>>大学も世界から選べたら、めちゃめちゃ生存競争になりそう、、、!?
>>確かに!
>>国内外関係なく併願するのが普通になりえますよね!
>>教え方下手→学べない→ヤバい学生できる、の図ですな
*そもそも教えるプロが先生、なんですけどねえ。。
>>自分たちで学べる大学!!
⇒その大学の教授や講師の人はどうなるんだろう。
>>プロの中にも色々あるからねぇ
>>たしかに。。。!?
>>
昔は
学校=地域で一番智慧が集まる場
でしたが、今は全くそんなことありませんからね、、
>>取り壊しに金もかかるし
>>大学がどうなるか、は熱いテーマですよね
>>*教育法的に学校をいうと”よい日本人らしさ”を教える場所なので、学校がなくなることは考えにくい…かな?
>>人間らしい動きをするロボ 演劇のスキルロボ
>>藝術と科学、別物ではないのですね
ーーー
〇新たな科学技術が出現し、企業産業も変わり、予測不可能では何を学ぶのか
・育成すべき資質・能力
学びに向かう力・人間性等
(どのように社会・世界と関わり、より良い人生を送るか)
・知識
・技能
(何を理解しているか 何ができるか)
・思考力
・判断力
・表現力等
(理解していること・できることをどう使うか)
☆一番大事なのは、変わる社会を受け入れ適応していけるMIND
〇大学ごとの試験も、単なる学力評価だけでなく多面的な評価になる
〇学校教育が進化していくのだろうが即座に変わるとは難しいのではないか?
〇Mindまで踏み込んだ内容にはなっていない・・・・・・
そんなことから、新しい(温故知新な面もあるが)学校を自分で作ろうと思っている。必要性に迫れればやるでしょうねいろんなこと
>>どんな時代だろうと「学ぶ気があれば」何とかなる
>>確かに
>>便利になると人の心は荒む
>>道徳の授業は考えが偏っててあまり好きじゃない
>>いいことありき、なんですよねえ。。。>道徳
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〇学ぶ内容
・自分の持ってる権利
・機械を使う上でしてはいけないこと
・器用貧乏でも極端でもいいじゃない
〇学び方
・やるなら実践で
「実際にウイルス入れてみた」とか
・「先生はこれができなくても教師になれたんだぞとか」
・公共の福祉のために利用しましょう
・受け応えを大事にする
>>体験語る→機械にしかできない
>>心の問題も・・・・・ですよね
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☆”先生” って5.0だとどうなるんだろう
>>学習者のサポートをしてもいいかな?
>>サポートってよいですなー!
>>旅人
>>教える人
>>メンター
>>メンタリスト
>>学習サポータ
>>2極化
⇒効率的に教える人(ほしいものをくれる人)
⇒僕の知らない素敵なことをくれる人
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【Society 5.0】
サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会 by内閣府
〇IoT⇒あらゆるものがインターネットにつながる(ビッグデータ)
〇AI⇒人間にはできない情報処理
〇ロボティクス
⇒人間の代わりに仕事をする
⇒人間が(やりたくても)できなかった仕事をする
⇒ビッグデータの処理結果に基づいて仕事をする(?)
〇イノベーション⇒そういった社会において生まれるビジネス(人を幸福にする仕組み・仕事)
※起爆剤は5G
(≒膨大なデータを一瞬でやりとりできる超有能回線)か
【マナビ】
a.個人の人生を幸福にする(理想)
・基礎教育(読み書き算盤、歴史、科学の基礎、コンピュータ等情報系)
・倫理,道徳,宗教,価値観⇒その人がよりどころとする所、軸、アイデンティティ
・考える力、やりぬく力など生きるために必要な非認知能力
b.国(社会)が欲する人材を育成する
・ビジネスを考えられる、起こせる、実行できる
・他にもありそうだが、、(思いつかん…)
【(近)未来におけるマナビ】
〇学ぶ内容
a:大きくは変わらんと思う。
⇒せいぜいプログラミングなどその時代に必要なものが加わるくらいではなかろうか
あるいは、、プラスで世の中にある情報で、学びたいことなんでも
b:活発化していく可能性はある
理由1)社会がそういう人材を求めている場合
理由2)業界でトレンド入りする⇒教育機関の生徒集めにつながる
〇学び方
コーチ(オンライン、人間)×クラウドに用意されたデータ×実地
⇒基本的に学び、実践し、の反復で、一人にひとりずつメンターがつくと良いかも
ただし学校のようなものが0にはならない
理由1)初等教育
理由2)上記のやり方だと難しいような人対象
理由3)人が集まる場が好きな人、同期と一緒に過ごす時間にも価値はあると思うから
参照:エリクソンの発達段階3 青年期
・来たい人が学校に来る
⇒リアルに行くか否かを選べるようになるかも
>>便利=選択肢がある(考えなきゃいけない)
>>世界は何度もぶっ壊れたり、新しくなったりしている
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【ファシリテーターより】
参加者の立場からお話する立場となって自分のこのテーマへの学びも深まった1カ月でした。
便利な世の中になるのは間違いないが共通していたのは”学びはなくならない”ということ。そのことを確信しました。
コロナ禍になってより学びを探している、(学びの)出会いを仲間を探している人たちが多いこともMWCを通じて体感しています。
コロナ禍で何種類ものセミナーとかディスカッションとか参加はしたけどMWCはもっとも「年齢層」「粘性」豊かな集まりですね!
あ、「ねんれい」って書いたら「ねんせい」って書いてしまって「粘性」って出てきたけど、あながち「学びの粘性」もありかなと思ったのでこのままで!
皆様、ありがとうございました。是非またやりましょう。
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次回、第83回は
『9月は君の嘘 ~嘘と正直について~』
というテーマで、皆で考え話し合ってまいります!
今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施してまいりますので、お楽しみに!