第72回「遊び」

第72回 探究型学習コース実施!
 
【アイスブレイク】
自己紹介+ 印象に残っている遊びは?
 
【インプット】
年齢と遊ぶ時間の変化
遊びの起源ex.鬼ごっこ
遊びの本質的な種類
遊びと娯楽の違い
ピアジェ、エリクソンの発達段階
これらの内容をまず皆でシェアしていきました!
 
【問いかけ】
大人になると子供の頃にしていた遊び(例えば鬼ごっこなど)をあまりしなくなるのはなぜか。
 
【探究】
 
【”大人であること”の証明】
→甘いもの男子の話
理性的な態度を求められる大人と子供の遊びの相性
 
【”大人の役割”の結果】
→遊ぶ側から遊ばせる側へ
→遊ぶのは生存においては優先順位を低くしていい行為ですし…
 
【”大人の知識”の結果】
→リスクや利得を計算するようになる。
→遊びの選択肢が増え、服が汚れない他の遊びも選択可能になる。
ギャンブルにおいての報酬(≒お金)などのように
それで何を買おうというところまで思いをはせることができてしまう。
子供にルールを守らせるのが難しい、という話。
*瞬間的に楽しいは実は楽しくない。(大人な成長の楽しさをしる
(単なる刹那的な快楽?)
 
【”大人の遊びに対する効率化”の結果】
→遊びの目的は心の充足やストレスの解消。
大人はそれを効率的に行うことができる術をもっている。
例:飲んでクダを巻くのは走り回らなくても、ゲームが上手くなくても、すぐに楽しめる手段
 
【”大人の生活”で満足】
→ごっこ遊びは大人の世界を垣間見るわけで
それは既に大人の自分においては充足している
(日本語の「遊ぶ」はマネするの意味を持っている)
でも、大人が子供の遊びをして楽しくないかというと、そんなことはない。
*実際大人でもゲームしている人いるし。
ジムやヨガは現代版、大人の遊びなのでは?
 
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大人になると子供のころにしていた遊びをあまりしなくなるのはなぜか
・遊びが進化しているから
・スリルを求めるから
・実はやっている
・忙しいから
・子供の遊びをダサいと思うから ・大人になるにつれひねくれてくるから
 
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・最近おにごっこをやった
・子供のころもやっていた
なぜ大人になってからもやったのかと考えてみれば…楽しいから
自分は走り回るのが好きなので、みんなでやりたかったから
山へ行った
やったら絶対楽しい
疲れるというコストを無視して、大人も、やりたい人はやりたいのではと思う
 
・大人はごっこする必要はない
水曜どうでしょう
東京ウォーカー
家を作ろう
さいころ旅
ジャングルの中で
バカやる系→本当はみんなやりたいことなのではなかろうか
大泉洋が苦しんでいる姿を見て楽しむ番組だが一部どうでしょうファンは自分もその苦しみを味わうことに喜びを感じる
(あ、でもこれは彼らと同じことをして楽しんでいるのか、、)
 
娯楽と遊びってどう違うのか、どう同じなのか
・エネルギーをため込んでおくのは、実はつらい?
→人間は「何かをしたい」生き物?
子供は仕事をしなくてもいいし、でもエネルギー有り余るから、何とかしてそれを発散しようと思う
 
・エネルギーの使い方の問題
 
・子供の遊びは探究の側面も??
虫探し
ブロック遊び
 
などなど
エネルギーと好奇心と時間(心の余裕)
 
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自分がしたいことはパワーが出るのでやりたいことやるべき。
遊びは探究の側面が大きい
ブランコ、読書などは子供のころと大人になってからやるのは違う
こうしたものは同じ感覚では遊べない
 
など様々な意見が出ました。
 
【ファシリテーターより】
今回の探究のきっかけはあることからでした。
ある大学の小論文の問題で
『大人になるとかくれんぼをやらなくなるのはなぜか?』
という問題を見て、言われてみれば自分がかくれんぼなどの遊びをあまりやらなくなっていたのを感じました。自分の中で、これが一体なぜなのか不思議だったため、これについて考えてみたいと思い探究にしてみました。自分で調べる中で、鬼ごっこと似た遊びが猿にも存在しており、このことから人間はもともと鬼ごっこをする動物であるという話をを初めて知りました。今回の探究の中で、印象に残ったのは、子供のころと大人とで感じ方が違うものがあるという意見でした。言われてみれば当たり前ですが、改めて自分にとっては刺激的な気づきであり学びになりました。
 
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
是非またやりましょう!
次回は第73回『安全保証と戦争を探究する 』を予定しております。今後もまた面白くて学びになる探究の場を実施していきますので、お楽しみに!
探究

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