第56回「水平思考」
第56回 探究型学習コース実施!
今回は、コロナウイルスの影響もありまして、初めての試みであるオンライン探究を実施いたしました。
【アイスブレイク】
13個のオレンジを3人の子供が公平に分けるにはどうすればよいでしょうか?
→正解はジュースにして分けるでした!
やり方は一つとは限りません。
ポイントは答えのように個体のオレンジのまま分けるとは限らない点です。
【探究】
第56回の今回は、”水平思考”について取り扱っていきました。
今回は垂直思考と水平思考の違いを説明し、実際に水平思考というのがどういうものかを考えるためにウミガメのスープを実施し体験してもらいました。
そして水平思考の考えに基づき、社会問題となっている空き家問題について考えていきました。
【問いかけ】
空き家問題に対しての解決方法を考えてください。
〜探究〜
・映画のセットとして売り出す
※リアルに家を破壊できる
・破壊業者(見習い)の教習所として使う
※期末テストは家を壊した数
・部品(木材)に解体して、必要な場所に運んで作り直す。
※中国では広州でつぶれた工場の鉄骨でシンセン(隣の町)で工場組んだ例が…(実話)
・廃材オリンピックを開催する
世界中のアーティストを競わせて、優勝者には高額賞金を出す。
(ただし、素材は空き家を解体したものだけ)
・ストレス解消ハウスに
※壊してすっきりしようぜ!
素手破壊
田舎の家を実験場に
家賃ゼロアパート
全国あきやめぐり
リフォームする
今ある家を全部空き家にしてまっさらにして仮設住宅
物置小屋にする(金を払えば誰でも使用可)
罰金や懲役のように家を壊すことを罪の償いにする(労働)
1人の人が3つ以上の部屋を所有して4ヶ月おきに住めば空き家じゃなくなる。
など様々な意見が出ました。
今後の日本において空き家問題は重大な課題となっていきます。
今回の探究ではそんな空き家問題を一つの視点で考えるのではなく、様々な視点で考えていきました。
どんな問題にも必ず突破口はあると思います。解決する方法を模索していく中で一つの視点だけで考えるのではなく、あらゆる視点から考えることが突破口に到達するための近道なのかもしれません。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
またやりましょう!
次回はコロナウイルスの影響によって変更になる場合もあるので追って告知いたします。