第54回「ベーシックインカム」
第54回 探究型学習コース実施!
【アイスブレイク】
今回はベーシックインカムに関する探究ということで、
①お名前&キャラ(所属、年齢、何してる人?…etc)
②毎月7万円貰えるなら何に使いたい?
③学校の教科書で「平成」を一言で表すとしたら?
を皆で共有してみました!
月7万の話題では
家賃を払う、カードの支払いをする、といった現実的なものから
ゲーム課金しまくるといった夢いっぱいなものまで、
皆さんの個性が現れていましたね。
最強アイデアは、、世界中のカレーパン買い尽くす、ですかね。笑
と、いうわけで本編!
【探究】
第54回の今回は、中野区で学校の統廃合に携わっておられる公務員の方をお招きし、「安定」と「革新」というテーマにて、ベーシックインカムを話題に探究していきました。
↓問いかけは以下の通り↓
1.
ベーシックインカムは導入した方がいいか?また導入するなら日本全体?地域限定?
2.
ベーシックインカムを行うこと日本のよって得られるメリット・デメリットを考えてみよう!
3.
ベーシックインカムを行うために必要な財源はどのようにして確保するか?
ベーシックインカムを行わない場合はどのような社会保障があると良いと考えるか?
平成の30年はまさに技術革新の時代。
その中でAI技術も大きく進歩し、「仕事」のあり方、ひいては我々の「生き方」も変わってきています。そういった中で議論されているベーシックインカム案、今日はこれについて深く考え、皆で話し合っていきましょう!
今回はそんなインプットセッションを経て、探究へと入っていきました。
〜探究〜
○使い道限定で実施する
○地域限定で実施する→自治体ごとに地域戦略として実装できるかも
○導入賛成反対ではなく、実現するにはどうすれば良いか、で考えてみる。
→財源は某大手コングロマリット企業が日本に納める税金から取る
→その代わり、ベーシックインカム貰ってる人は毎日Amazonの上層部に「イイね」など承認しまくる。(お金や権力持っている人は殆ど欲しいものはないけれど、嫌われたくない、承認欲は尽きることがないので)
→そして人の褒め方は学校で勉強する。
…等々etc
今の日本では、既存の社会保障を犠牲にしてまでもベーシックインカムを実現してほしいというニーズがない(むしろ既存の社会保障を拡充する動きが強い)ため、ベーシックインカムを政策として行うのは財源の都合上、困難であると思います。
但し、将来の日本は、少子高齢化によって人口減少が進み、AIの発達で労働のあり方も変わるため、ベーシックインカムの議論が出てくるのではないかなと考えています。
MWCの探究は毎回
「今まであまり知らなかったし興味がなかったようなことに対してこれを通じて興味を持ち、その後自分で感心を持ってさらに深めてみる」
といったきっかけになればという思いで実施しております。
今回は近未来に論点として出てきそうな政策である、ベーシックインカムを共に考えることができて良かったです!
またワーク自体はベーシックインカムの賛成派が意外と多いことに驚きました。飛び出してくる様々なアイデアに、なるほど!と、私自身も多くの気付きをいただきました。
ファシリテーションの立場でありながら、色々と学ばさせて貰えた良い機会でした。インプット・セッションを最後まで興味を持って聴き、また活発に意見を述べて頂けて嬉しかったです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。また、やりましょう!
次回は 2/28(木)は、自動車免許取立てホヤホヤのファシリが、免許に関する探究を実施いたします!面白くて学びになる探究の場を提供してまいりますので、お楽しみにッ!