第43回 探究「マインドセット」

第43回 探究型学習コース実施!

【アイスブレイク】
今回は他己紹介を行いましたが、今回のテーマ「マインドセット」にちなんで、
「この人はこういうときこうなる、○○する」
みたいな縛りをつけて実施。

インプットでも述べたのですが、マインドセットとはその人の思考や判断の癖。
基本的に、こんなシーンではこのように考えることが多い、という形でその人のマインドが記述されることがよくあるので、このようなゲームにしてみました。

印象的だったのは、「D君は、自分の意見があるときは必ず発言する人」という表現。確かに彼は、自分の意見を主張したり、伝えたりするのは苦手なタイプだけれども、でも言われてみれば確かに、ちゃんと自分の中で整理して、最後は自分から手をあげて発言しているなぁと思いました。
改めて、ちょっとした、けど大事な、嬉しい発見です!

と、いうわけで本編!

【探究】
今回のテーマは「マインドセット」ということで、

「国際社会における、日本人の役割がもしあるならば、それは何だろう。また、国際社会で活躍する日本人はどうすれば育つだろうか」

という問いかけについて皆で探究していきました。

一見するとマインドセットというテーマとは関係ないような問いに見えるかもしれませんが、今回のキーワードをあげるとすれば、「日本人のマインドセット」「グローバルマインドセット」の2つかなと思います。
日本人には日本人のマインドセットがあり、それによって日本人らしさという特徴もある。一方で、自分の母国以外のところで活躍するためのグローバルマインドセットというものもある。「グローバル」というテーマで議論をするとどうしても
「欧米人に比べて日本人はここがダメで、もっと変わっていかなきゃいけない」
みたいな話になりがちですが、今回考えたいのはそのようなことではありませんでした。例えばアメリカ人でも、このグローバルマインドセットを持っていなければ、赴任先の中国で失敗するものなのです。

〜インプット〜
〇マインドセットとは「思考の癖」「思い込み」、その人の中にあるマインドセットの束

○大きくは二種類、「グロウスマインドセット」「フィクスドマインドセット」があり、それぞれ「変化」「挑戦」「失敗」といった場面で特徴的な思考や行動を見せる。

○ピータードラッガー曰く
「成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である」

○仕事における成長とは具体的に次の3つで定義される
・スキルの成長
・考える力の成長
・マインドセットの成長

☆マインドセットの成長は、それ以外のものの基盤になる。
☆仕事で成長するための16のマインドセットというものがある
→「他責から自責へ」…etc

○マインドセットを変えるには
自分のマインドセットを自覚し、変えたいマインドセットを選択し、意識的にそれに沿った行動を取れば良い。

○人は1日に35000回の決断を行なっており、さらに1秒間に何千何万もの思考を無意識のうちに行なっている。我々の行動はそれに大きく支配されているので、マインドセットは我々の人生に大きな影響を及ぼす。

○企業にもマインドセットがあり、それは事業形態た理念、経験などによって変わってくる

○また、マインドセット以外に、我々の行動に影響を与える要因として「ソーシャルリアリティ」というものもある

○また、異国の地で活躍できる人が共通して持つ「グローバルマインドセット」なるものもある

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
また、やりましょう!

次回は 12/5(木)「Relationship」をテーマに皆で探究していきます!

次回もまた、面白くて学びになる探究の場を提供してまいりますので、お楽しみにッ!

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