第37回 探究「物理学」

第37回 探究型学習コース実施!

【アイスブレイク】
今回は、初参加の方もたくさんいらっしゃったので、「物理学」にちなんだ自己紹介を実施!

①お名前・ステータス
②自分は〇〇の専門家!(創作OK)
③〇〇の定理発表(木原の定理=汗が止まらない、など)

ちょっとくだらないですが、場の雰囲気づくりを。
一応“定理”とは、「正しいと証明された命題」とのことなので、自分自身についての定理を考えるということは、自分の中でこれは正しかろうと証明されたに等しいことを考える、つまり自分をよく知ることになるだろう、という意図を込めてやってみました!

と、いうわけで本編!

【探究】
今回のテーマは「物理学」ということで、

物理学を学ぶ・研究する意義はなんだろう
また、物理学はこの世界をどこまで解き明かせるだろうか

という問いかけについて皆で探究していきました。

〜インプット〜


物理学とは?
・自然科学と呼ばれる分野の一つ
・力学、電磁気学をはじめ非常に多岐にわたる領域がある
・身の回りモノや現象についてシンプルかつ普遍的、そして数式を使ったロジカルな記述をしていく中で、生き物からコンピュータまで様々なものに応用され、今日の科学の根幹を成している


物理学の広がり方
・どんどん細分化していく方向
→方程式は立つけどそれを解けない場合あり

・無数の粒子などに対して確率、平均の考え方を使う
→統計的に見ると法則が見えてくることも多い

・新たな現象に対してこれまでに確立された理論を適用してみる


最先端の一例:重力波の発見
一般相対性理論の中で予言された重力波を100年越しに観測するというビッグイベント


クレイジーな最先端のマイナー理論
・湯川秀樹、保江邦夫による素領域理論
・宇宙創生からこの世界の構造、魂や時間の正体といったことにまで考察を入れていく面白い理論

〜議論〜
今回も、様々な議論が生まれました!

①物理学を学ぶ・研究する意義とは?
・生活を向上させる
→電子レンジなど、身の回りのものは物理学で成り立っている
・生きる上で必要な考える力を身につける
・この世界の謎を解き明かす→面白い

※物理には必ず観測者がいるけど、自分自身を観測するのって無理じゃない…?

②物理学はこの世界をどこまで解き明かせるか
・どこまでも解き明かせる
→数学的な限界があっても、何か別の方法で回避できそう
→時間とリソースがいくらでもあれば、いくらでも解き明かせる
→いくらでも解き明かせるけど、人が何かを解き明かしていく一方で宇宙もどんどん広がっていくから結局イタチごっこ

・限界がある
→限界があるとしたら、その障壁になっているものは何?
→宇宙って有限?それとも無限?
→最後は一つの方程式にたどり着くかもしれないが、何故その式が成り立つのかは分からない。
「こんな仕組みで成り立ってるんですよね?」と神様に問いかけることはできるが、「何故そういう仕組みにしたのか」を神様から聞くことはできない

いや、面白いですね!
今回は物理学をチョイスしましたが、学ぶ意義を考えることは、ほかのあらゆる学問にも通ずると思います。また色々な分野でやってみたいですね。
また物理学をちゃんと考えたことない方にとっては、これほど徹底的に物理学についてリサーチし、考えることは滅多にないかと思います。今回の探究をきっかけに、色々興味を持っていただけたら幸いです。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
また、やりましょう!

次回は 10/17(木)「友情、努力、勝利(漫画について)」をテーマに皆で探究していきます!

次回もまた、面白くて学びになる探究の場を提供してまいりますので、お楽しみにッ!

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