第34回 探究「努力と才能」
第34回 探究型学習コース実施!
【アイスブレイク】
今回はテーマにちなんで「才能プレゼン(仮)」を実施!
自分のちょっとした特技
ちょっとした特徴
(信じられないくらい汗をかく…等々)
「これなら誰にも負けないぜ」
を自己紹介とともにプレゼン。
最後に、この人が世界ランク高そう!という人を皆で投票しました。
(今回は、だいぶくだらない企画です…笑)
・二重跳び1000回
・睡眠時間
・日本地図の知識
・世界の国と国旗
…etc
様々な「個性」が出てきて面白かったですね!
と、いうわけで本編!
【探究】
今回のテーマは「努力と才能」ということで、
才能をいかんなく発揮して大成した人物は、なぜそれを成し得たのだろうか
という問いかけで皆で考えていきました。
〇「才能」とはそもそも?
・ビリギャル坪田先生のお話
×結果は才能によって決まる→才能は結果によって決まる
・心理学における「後知恵バイアス」の話
→結果が出たあとに、それは事前に予測可能だったと思い込んでしまう傾向
才能って、本当にあるのかな??
〇努力と才能の話
・1万時間の法則
→どんなことでも1万時間やればプロ並みになるよー
(でもこれは、大事な側面を見落としているらし…)
・アンダースエリクソンの研究
→「限界的練習」で超一流へ
→「生まれつきの才能」の存在を示すエビデンスはなく、適切な「努力」によって才能を「伸ばす」だけでなく「創り出す」ことができる
〇努力することについて
・森信三先生の「天からの封書」の話
天からの封書
われわれ人間は、お互いに「天の封書」をいただいて
この世に生まれております
そこにはそれぞれ自分がこの世に派遣せられた
使命の内容が書きこまれております
少なくとも四十歳までに、天から拝戴した封書をみずから開封し
しっかり読み取らねばなりません
与えられた天からの使命を読み取るか否かが、
その後の人生の行き方において雲泥の差が生ずることは、
いうまでもありません
思えばなんと天の封書を読まずに人生を終わる人の多きことよ
〇締めに一つ、仏教のお話
人身(にんじん)受け難(がた)し、いますでに受く。
仏法聞き難し、いますでに聞く。
この身(み)今生(こんじょう)において度せずんば、さらにいずれの生(しょう)においてかこの身を度せん。
個人的には、森信三先生と最後の仏教のお話がとても腑に落ちていて、
「せっかく生まれたのだから、この人生でもできるだけのことをやる、修行を進められるだけ進めていく」
そんな生き方ができればと思っており、何を成し遂げるのか、そのためにどれだけ努力できるか、というのも、自分の成すべきことに出会う、目覚めるかどうかなのではないかなと思うところです。
今回も、初参加の方も含めて個性的な方が集まってくださり、沢山の面白い意見が飛び出してきました。(深い思考と議論が行われました!)
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
また、やりましょう!
次回は 9/26(木)「チーム」をテーマに皆で探究していきます!
次回もまた、面白くて学びになる探究の場を提供してまいりますので、お楽しみにッ!