【進路探究】高校卒業後の自分をイメージする

こんにちは。木原です。

このページでは、2022年度に実施した「進路探究」プログラムの記録をまとめています。
実際のワークの内容や参加者の感想をご紹介します。

進路探究とは?

「進路探究」は、中学3年生を対象とした探究型ワークショップです。
受験という大きなイベントを通じて、
その時期ごとに何をすべきか自分自身の頭で考え、
主体的に行動していけるようになることを目的としています。

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今回のテーマについて

9月は、夏が終わり、志望校もおおよそ決まり始める時期に入ります。

これからの時期に大切なのは、
「なぜ今がんばるのか?」
という自分なりの理由を持つことです。

志望校のその先を考える

「将来、こんな仕事をしてみたい」
「こんな大人になれたらいいな」
そんな先のビジョンがあるからこそ、
今の受験勉強にも前向きに意味を見出せるようになります。

そこで9月の進路探究では、これまでの「志望校選び」に加え、
その高校に入った後、自分がどんなことをしてみたいか
を言葉にして考えていきます。

「その高校に入って終わり」
ではなく、
「その高校で何を始めるか」
――未来につながるイメージを、自分の中に描いてみるのです。

大学卒業後の進路

2021年度の高校進学率は98.9%。ほぼ全員が高校へ進学していると言っても良いでしょう。では大学への進学率はどれくらいでしょうか?

大学への進学率は全体で約6割です。半数以上の人が大学へ進学するも、それ以外の選択肢もあるようです。

高校進学の際は
「みんな進学するから」
という動機が少なからずあるのではないかと思います。
しかしその先の進路選択ではそうでしょうか。

皆が皆同じ進路選択をするわけではないからこそ、
より一層自分の考えとビジョンを持って選択できなければなりません。

参加者の発表

参加してくれた中3受験生の発表内容(抜粋)です。
自分なりに考え、意見を出してくれました。

高校卒業後は大学か専門学校で勉強している。

⇒保育士の資格を取るため?

就職はしないと思う。

社会勉強のため、アルバイトはしているかも。

【感想】

将来のことをイメージすることが大切。

また自分で考えて決断することも大切。

そのために、周りに流されないよう自分の意見を持たないといけない。

大学進学の理由で「みんなが行くから」というのが高校進学よりも少なくなっているのが意外だった。

「自分で考えて決断することが大切」
「そのために自分の意見を持たなければ」

と気づいてアウトプットしてくれたことは価値あることだと思います。

大学進学はまだ先の話ではありますが、
今回参加してくれた受験生は将来やりたいことがあるため、
その考えを深めて発表してくれました。

一方で、
今後様々なことを知り、経験し、自分の世界が広がっていく中で、
新たにやりたいことが見つかる場合もあるでしょう。
それはそれで全然OK。
大事なことは、それが自分の軸と考えに基いたものなのかどうかです。

今回のワークで気づいたり考えたりしたことを頭の片隅に入れておき、
自分の将来像について継続的に考えていくきっかけにしてもらえたらと思います。

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