【OIC】イラン情勢への対応を考える

6月28日(日)にOICワークショップ6月第2回
を実施いたしました!

今回は
アメリカ大統領になりきってイラン情勢への対応を考え
それを国民に向けて簡潔に演説する
というロールプレイをやってもらいました。

世の中で起きている出来事に興味を持ち、自ら考えるきっかけをつくることは、OICワークショップの本来のコンセプトです。
参加者の皆さんにも今起きていることに関心を持ち、ニュースを見てもらいたいと考え、今回は久々に時事問題・社会情勢に関するテーマを扱いました。
こうした回は引き続き、定期的に実施していきたいと思います。

まずはここまでのイラン情勢の推移(最近の出来事)を、複数の動画で簡単に事前知識のインプット。

いったい何のための争いだった?本当に停戦する?
戦闘終結に向けたアメリカとイランの合意内容について分かりやすく解説!
(引用:https://youtu.be/fhnWIeMM2i4?si=TXO5YsFweZmhL-hH
※他2本 ニュース動画を視聴

停戦合意後も、中東では各地で緊張状態が続いており、情勢は依然として不安定です。
ニュースを見ても分かるように、事態は進展したかと思えば再び緊張が高まるなど、先行きの見通せない状況が続いています。

続いてスライドを使って、アメリカとイランを巡る国同士の関係性についてもインプット。
この後行うワークを踏まえ、自分がアメリカ大統領になったつもりで聞いてもらいました。

以上を踏まえ、今回のワークです。
もし自分がアメリカ大統領なら、現在のこの状況に対してどう対応するか
を考えてもらいました。

今回は考えやすいように選択肢を用意し、まずはあまり悩みすぎない程度に選んでもらっています。
(選択肢にある以外の独自の意見を出してもらってもOKとしてました。)

その後、各選択肢のメリットとデメリットを説明したうえで、最終的な自分の意見を決め、その対応を行う理由と併せて発表してもらいました。
なお今回はアメリカ大統領になりきり、国民に向けて演説するという設定で発表してもらっています。

中東地域のさらなる戦火の拡大を防ぐ。
市民の犠牲をなくして同盟国を守るため。

同盟国であるイスラエルとの関係性を維持しつつ、(これ以上)イランの直接的な敵にならないようにするため。

イスラエル市民をミサイルから守り、イスラエルとの関係を保つために防衛はするが、これ以上アメリカ兵の血を流さないため。

経済制裁をイスラエルと組んで行うことで、アメリカ単独で行うよりもイランへの圧力が強まる。

経済制裁の効果が出始めてから、少しイスラエルに有利な条件で停戦交渉を行う。

難民や命を落とす人が増えないようにするため。
またアメリカ単独で戦争を続けるにはお金がかかるので、そうならないようにして国内の反感を抑える。
また平和のための外交努力を国際社会にアピールする。

戦争による被害を減らし、少しでも多く人の命を守れるから。
時間はかかっても、人命を守れる方が良い。

イランの脅威を無視することはできない。
同盟国であるイスラエルの安全を守る責任もある。
しかしアメリカの若者を戦地に送る前に、最後まで平和のための努力をしなければならない。
それが外交。

戦争を防ぎ、国民を守ることこそアメリカの強さ。

イランにとっての時間稼ぎとなり、核開発を進められてしまうリスクはあるが、失われる命を最小限にし、平和的に解決できるならば、その方が良い。

大国であっても単独で他国を攻めるのは愚かな行為であるから、国連や他国と協力して戦争を終わらせる必要がある。
またそのようにすることで、アメリカの負担を減らすとともに、他国を牽引するリーダーシップを発揮し、アメリカの国力を他国に誇示することができる。

他の国と協力すれば、問題解決のための良い方法が思いつくかもしれないから。

イラン軍をイスラエルに、イスラエル軍をイランに駐屯させるとともに、イスラエル、イラン両国からの核の没収と破棄。

イランが核開発を行う理由はイスラエルに対抗するため。
中東にはイスラエル以外に核を保有する国はないから、イスラエルが核を持つ限り中東諸国に不安を与える。

また互いの軍を駐屯させることで、互いに停戦の監視をさせつつ、互いに攻撃するよりも報復されるデメリットを大きくする。
ただし、この時イスラエルに駐屯させるのは、イラン革命防衛隊ではなくイラン国軍とする。
なぜなら革命防衛隊は指導者一人の権限で簡単に動かせてしまうから。

最後の独自の意見は特に、ナイスチャレンジであるとともに、今後学びを深めていくうえで重要な着眼点でした。
他国の軍を駐屯させるということは非常に難しいということ。
またイスラエルの核保有は正式に公表されている訳ではなく、あくまで公然の事実になっているだけなので、その廃棄が具体的にどのように進められていくのかということ。
このあたりはさらに考えるべきポイントなのだと思います。
これからも学校の社会科の授業を受けたり、日々のニュースなどを見て、国際情勢について沢山学んでいってもらえればと思います。

国際情勢には唯一の正解があるわけではありません。だからこそ今回のワークは難しく、一人ひとりが自分なりの答えを考えることに意味がありました。

世界情勢について以前から興味はあったが、調べたりニュースで見たりしなかったので、ここで詳しく知れてよかった

アメリカ大統領になりきってイスラエルとイランに出してどう行動するかの決断をする上で、どの選択肢にもメリットとデメリットがあって、選ぶのが難しかった。その選択肢を選んだ理由を説明するのも難しかった。

互いに激しい対立関係があるからこそどの選択肢を取っても厄介な問題がついてくるため考えるのが難しかったです。またみんなの考えが一つひとつ深くて色々刺激を受けました。

政治は一瞬の判断が必要で、その時々で柔軟な対応が求められるから、とても難しい仕事だと思いました。戦争を止めるためにもいろいろ考えることがあって本当に大変だと思いました。

大国に振り回される国際情勢というのは不安定で大変なものだと思っていたが、今回のロールプレイでいざ情勢を振り回す側になった時に、振り回す側にも大きな責任と難しさがあることに気づいた。
トランプさんいつもお疲れ様です。

トランプさんがかなり考えていることがわかりました。
しかし、イスラエルの考えを反映せず戦争を終わらせようとしているのは、少し強引に感じます。

最近ニュースを見てなかったので、停戦後にまたアメリカが報復をしていることは知りませんでした。アメリカの大統領選挙はユダヤ系のひとたちの力が不可欠とあって、アメリカがイスラエルをそこまで助けるのも理解できました。

戦争を終わらせて、より多くの人が納得できるような結果にするにはどうすればいいか、考えるのが思っていたよりも難しかった。

今回のロールプレイは個人的に好みだったのでまたやりたい!
イランを絶対に許さないアメリカを体現した存在としてやっても良かったのですが、やっぱり平和が一番大事だと思うので、しっかり合意派として自分の使命を全うし、名演説を披露しました。