【OIC】9月「気候変動」 第1回
こんにちは!SSS主任コーチ兼MWCファシリの木原です。
9月も後半に入り、中学生の皆さんはテストが近づいてきた…
あるいはちょうど格闘中といった時期ではないかと思います。
テストは1回1回が自分を変える大きなチャンスですので、是非妥協なく頑張ってくださいね!
さて、9月11日(土)にジプロスLepton本一色教室(以下、レプトン)さんと共同で
OIC(Oh, I See!)プログラム9月1回
を実施しました!9月のテーマは「気候変動」です。
OICプログラムとは?
OICプログラムは、
- 世界で起きていることや
- 様々な重要トピックについて
- 調べたり、考えたり、皆で議論したりすることを通じて関心を持ち、
- さらには自分の意見を持てるようになる
またその過程で、
- 視野が広がり、
- 批判的・論理的に思考する力
- 他者と議論する力
- 自分で情報収集し、判断する力
を鍛えていくことを目的とした、主に中高生(一部小学生も参加可)対象のワークショップです。
テーマは月々ごとに様々で、
- 6月「ジェンダー」
- 7月「中東問題」
- 8月1回「留学のあれこれ」
- 8月2回「SDGs」
と、実施してきました。
世界で起きていることに関心を持つ
意外と達成できていないSDGs
「SDGs」という言葉を聞いたことはありますか?
8月第2回に引き続き今回も触れていきます。
SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
は、国際社会共通の目標として2015年9月に開かれた国連のサミットにて世界のリーダーによって決定された2030年までに達成すべき17の目標です。
さらに目標ごとに細かいターゲットが設定されており、全部で169のターゲットから構成されます。
2018年7月に発表されたSDGs達成ランキングでは
日本は156か国中15位
17の目標のうち、達成されていると評価されたのは
「目標4:質の高い教育をみんなに」
の一つだけなんですね。
「たったこれだけ…?」
と思う一方で、自分たちが恵まれた教育環境にいることを実感しいくいことも事実なのではないかと思います。
言い換えれば、日本の学生たちには自分次第でいくらでもチャンスが転がっているということです。
なぜ気候変動なのか?
今回のテーマである「気候変動」はSDGsの13番目に項目があり、
「目標13:気候変動に具体的な対策を」
という形で掲げられています。具体的には
・気候変動による自然災害や環境問題について知る
・気候変動の原因やその反対意見、自分たちができることについて考える
ことが今回の目的です。
今年の夏、記録的な猛暑がアメリカやカナダを襲ったことは記憶に新しいかと思います。
日本でも毎年大雨による洪水・土砂災害などが発生しています。
また地球の平均気温の変化についても良く耳にしますが、
地球の平均気温がほんの少し変化しただけで、想像以上に災害の数が大きく変化します。
気候変動は遠い彼方の出来事ではなく、私たちの生活と生命に大いに関連するテーマなのです。
しかし、ニュースで耳にすることはあっても、
- 実際に何が起きているのか
- 自分たちにどのような影響があるのか
- 自分たちに何ができるのか
そういったことをじっくり考える機会はあまり多くないのではないでしょうか。
そこで今回は「気候変動」をテーマに皆で学び、考え、話し合う機会を設けることにしました。
事実を知る
まずは実際に世界で起きていることを、動画を通じて学んでいきました。
以下にリンクを貼っておきますので、興味があれば是非ご覧ください。
Nスペ5min. 2030 未来への分岐点 (1)「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」
[地球のミライ] 2100年に“待っている未来” | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs | NHK
[地球のミライ] 温暖化は新フェーズへ | NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 | SDGs | NHK
調べてみる
インプットを終えたところで、次は自分たちで簡単なリサーチです。
今回は各々1つずつ以上、具体的な気候変動に伴う災害の事例について、
「いつ、どこで、どんなことが起きたか」
をできるだけ明確に、調べていきました。
まとめ
最後に、今回のまとめとしてファシリテーターからのまとめをお話しました。何か決まった正解があるわけではないので一つの視点を提供する形での話です。
次回 9月18日(土)
次回は18日(土)
各々調べてきたことをもとに意見を出し合っていきます。
多角的な意見が出るのを楽しみにしつつ、
私自身も事前に色々考えたうえで、学生の皆さんと一緒に学び合えればと思います。
ではでは!