第199回「宇宙と私たちとストレス」
第199回 探究型ワークショップ実施!
今回は「宇宙と私たちとストレス」というテーマで探究していきました。
今回のテーマについて
ファシリテーターの木原です。
今回は「Jaxaにアイデアを出そう! 第3弾」という位置づけで実施していきましたが、宇宙や宇宙開発にとらわれすぎることなく、純粋に「ストレス」というものの探究を行いました。
【第1弾】
第187回「JAXAにアイデアを出そう!」 | 目標達成のステップアップスタディサロン (stepupstudysalon.com)
【第2弾】
第195回「宇宙飛行士の塩分摂り過ぎ問題」 | 目標達成のステップアップスタディサロン (stepupstudysalon.com)
今回、どうすればストレスを溜めないか、ストレスをうまく処理できるか、と言ったことを考える中で、あえてインプットに入れなかったのですが、多くの参加者から「瞑想」が出てきたのは面白いなと思いました。(私も瞑想・仏教の実践的なところに親しみがあるので気になりました。)今回のメンバーだからなのか、それとも割と一般的に思いつく手法なのか(世界的に流行っているといいますからね)、気になるところです。
私たちは日々様々なストレスにさらされています。気づかないうちにため込んでしまい、時にそれらが心身への大きなダメージとなることもあるでしょう。グループトークでも発表したのですが、私は、我々現代人はもう少し自分の心身のダメージに対して敏感になれたら良いのかもしれないと思っています。例えば、人間は無意識下で毎秒とても多くのことを考え、蓄積されているそうです。これはマインドフルネス的な考え方になりますが、それらをため込んでしまわないよう気付いていくだけで、ものすごく楽になるのかもしれません。また身体的な面でも、常時身体を健康に保っておく、食や不要な病によるダメージを受けないようにする、ということはきっと大切ですよね。(東洋人は、本来こういうことは得意なのではないかと思います)
またこれは自分もそうですが、ストレスのかかりやすい環境においてもできるだけそれらを受け流し、快適に過ごせるようになればいいなと思います。そのためには、人生におけるこだわりのベクトルを徹底的に絞ることが大切なのかもなぁと思います。本当にこだわりたい部分(志もここに含まれるかもしれません)は徹底的にこだわり、それ以外のことは気にしない、くらいが理想なのかもしれません。
グループトーク
参加者の意見・やりとり
やらないことを選択する
合わせなきゃいけないことによるストレス
個人差を考慮する
日本人寝なさすぎ問題
普段から快適を求めすぎない
→快適のハードルが下がって、環境の変化によるストレスを感じにくくなる
普段からできるだけこだわりを捨てる
→思い通りにならない状況に心を慣れさせる
デジタル派、アナログ派、理系、文系はできるだけ同じ派でまとまる
→出身畑が違うとそもそもの時点で話が噛み合わずストレスが起きる
隙あらば「ありがとう」を言う
→実体験:以前メールで文面がキツいと言われ、機会あれば「有難うございます」をメールに書き込んだら取引先が協力的になった
スポーツを見る
→録画したW杯を未だに見るが、今見てもゴールシーンは仕事を忘れるくらいの気分になる
デバイスを最新型に買い換える
→動きの遅いスマホやPCは少しづつストレスが蓄積される。
少しだけど頻度の多いストレス発生源を断つ
自分と全然違う価値観の人と話す
→もしかすると自分が重んじてたものがそれほど重要ではなかったと発見するかもしれない
貧乏旅行に行く
→車中泊での0泊3日旅行とか。快適じゃないのにとても自由で楽しかった。
とにかく「快適ではない環境」を楽しめるようにする
仏教っ…!
貧乏旅行いいですね~
夫婦仲が悪くなる原因の1つ⇒笑いのツボが違う
共通の話題があれば楽しくなる
「ありがとう」の数が少なくなると、組織崩壊が始まる
挨拶をしないルールにしている会社もある。⇒挨拶すると上下関係が生じ、ストレスになるため。「作業をサッとこなし、帰っていいよ」としている。
>>パプアニューギニア海産
日常
(1)目を閉じて何も考えない
(2)呼吸に集中しながら深呼吸する
(3)ストレッチして身体を動かす(手足の力を抜く、背伸びをするなど)
(4)席を立って歩き回る
(5)飲み物や甘いものを口にする
極限状態
(1)(2)(3)は同様にできる?
過労やストレスをためないために、自分に心地のいい環境をつくる。
- 1規則正しい生活リズムをつくる。 起きる時間、寝る時間をきめると生活リズムがつくりやすくなる。
- 2十分な睡眠をとる。一日の疲れはその日のうちに。ゆっくりお風呂に入り、睡眠をとる。
- 3ストレス解消法をみつける。運動、旅行、映画鑑賞など、趣味を充実させる。
- 4家族や友人など、本音で話せる相手を見つける。
甘いものを無性に食べたくなると、自律神経が乱れているサイン
セロトニン不足説
その人に合った方法で解消する。だけど、身体は正直なので身体の声に耳を傾ける。
野菜をいっぱい食べる
感動することをいっぱいしてホルモン出す。
何かを表現してみる
瞑想
虐編
ジャンキーなものを摂取しておく、ヤクルト1000を飲む、床に落ちたものを食べる
マックのポテトで湿疹
冷暖房一切使用せず
今の人は気温の変化に弱い
人を見下す
そういう環境で育たないとない基本無理だけど、向き合うことがストレスレスにつながる。
学ぶことが人生を豊かにする。
扁鵲「重病を患う王の多くは、自らの病に気付いていないのです」
健康…医学は頼るよりも活用できるようになるといいなって思います
要は、自分で自分の身体の状態を把握できなくなる、その辺の認識やアンテナが鈍くなってしまうのが問題
社会的比較バイアス
優位性を確保することで気持ちよくなる性質
一番手っ取り早いのは人を見下すこと
悪口大会⇒一つのストレス解消法?
ホメオパシー
多感な時期に抑圧されたストレス
厳しい校則
大人買い
【ストレス対策】
基本:ストレスは回避する方がよい。(特に組織では)
*ファイトにならない(逃げる(フライト))ことはそもそも向いてない。
ストレスとは情報/楽しい(ファイト)になることを見つけて連携する方が大抵はよい。
(それは当たり前だから…などは疑ってかかるべき)
ちゃんと意思表示してみる。
(その言い方ですと落ち込みます…)
小分けにする/頼る/プロの手を借りる(シュリンク)。
*フライトをファイトする。
身体ケアする(寝る/食べる/お風呂入る…)
*身体は魂の器
マインドセットする。
*古代のプレゼンターの話(最悪は想定するもの/最高は期待するもの)
問題解決に力点を置く
相手を理解する。(今日の敵と明日の握手を/皆一生懸命に生きている/名前がついてる)
原因となる事項にマージンを設ける(焦りそうなら時間もらう)
酩酊しない好きなもの(集中できるもの)や報酬を持っておく
(ゲーム/シナモンマスカットのフレーバーチャイ/料理/ボランティア)
練習する
トロールハギング
https://pugs.blogs.com/audrey/2009/08/my-hobby-troll-hugging.html?fbclid=IwAR3tiRLM7R0B4NRGBKJ3Z-EA7PqHJ-dcxxwmSCUhBl24SUSvJfJNw_2Xxg8
>おまけ:極限状態なら
嘘つかない、生命維持、あきらめ、無理しない、一線を踏み越えない。
>宇宙空間なら
マッサージとかどうです?
(ムーンフェイス対策にもなるかも…?)
相手を破壊する一言は絶対に言わない
ハグでストレス軽減説
宇宙飛行士⇒そもそもなりたくてなっている、一般人とは違う、だから宇宙飛行に関するストレス耐性は元々強い?
アドレナリンジャンキー⇒強い人と弱い人がいる
アドレナリンジャンキーが宇宙飛行士に選ばれるか?
⇒今はそうでないケースも多い
betterはgoodの敵
宇宙で冒険は死を意味する
できるだけ安心できる古い技術が選ばれる
ファシリテーターの意見
〇ストレスの原因
・不自由、制限、制約
ー思い通りにいかない
ー欲するものが手に入らない
・疲労、エネルギー消費
・ロス
ストレスによる悪影響とは?
・身体へのダメージ(特に脳)
・メンタル的にも(ストレスかかり続けると鬱になる)
対処方法
1,耐える
2,ストレスに感じないようにする
3,ストレッサーがない
今回の議題に合うのは2と3
ポイントはストレスの総量(ストレス量×時間)を最小にする
環境面を整えるのは限界があるので、自分にできることは
〇健康を維持する
・現代人は「いかに疲労感を感じないか」ということにもっとこだわっていい
〇マインドフルネス
・雑念が多いと脳のエネルギーを使うし、感情も使う
〇音楽を聴かない
2つ目につながる
音楽は、実はエネルギーを使う
〇のんびりする
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【サバイバル時】
〇自然に身を任せる
・日の出とともに起きて
・暗くなったら寝る
・清潔感や快適さに対する一切の欲求を捨てる
・多少不快でも気にしない
(我慢ではなく)
〇周りと仲良くする
・感謝
・助け合い
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう。
次回は
4月21日(金)19:30~21:00
第200回「日本人の見分け方」を予定しています。
引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!