第195回「宇宙飛行士の塩分摂り過ぎ問題」
第195回 探究型ワークショップ実施!
今回は「宇宙飛行士の塩分摂り過ぎ問題」というテーマで探究していきました。
今回のテーマについて
スライド担当の山田です。
今回は、「宇宙飛行士の塩分摂りすぎ問題」というテーマで実施いたしました。
今回のテーマは、
1月に行われましたJAXAにアイデアを送ろう!
回において出たアイデア
「かけたらどんな食材でも美味しくなる調味料」
から考えたテーマとなります。
【第187回 JAXAにアイデアを送ろう!】
https://stepupstudysalon.com/tankyu-2022-01-20/
今回のテーマでは、宇宙空間における塩分の過剰摂取問題に注目しました。 宇宙空間では、味を薄味に感じる現象が起きています。 この現象から、宇宙飛行士は味を追加するためにソースなどの調味料を加えるそうです。 しかし、宇宙食はバランスの整った食事であるため、これだとソースの塩分の分だけ、過剰に塩分を摂取することになってしまいます。 そのため、地球帰還後には、即時体内のナトリウム量の調整をする必要があります。 この問題の解決法について、話し合っていきました。 この問題は、人間が宇宙に展開していくうえで重要な問題であると考えます。 なぜならば、宇宙での尿路結石のリスクにこのことが起因しているからです。 このままでは、火星などでの長期滞在時にこうしたことが発生する危険があります。 この問題の早急な解決は、地球外での活動をより快適なものにしてくれると考えます
グループトーク
参加者の意見・やりとり
もし漢字がなくなったら、ローマ字表記になるのですかね?気圧の関係で人間の五感の一つである【味覚】が鈍感になるから。地上が1気圧だとすると上空では0.8気圧ほどで、この気圧の違いにより、塩味が約20~30%、・・・
カリウムポンプ ナトリウムポンプ ですね・・・・・
現状の減塩食もそう(あとつけ塩)とかですね!
〇運動時にかいた汗で塩を生成
(参照)笑ってはいけない地球防衛軍のエリート塩(閲覧注意(笑))
技術
汗から塩分を分離する服
塩味感じる調味料⇒調理学校
は、調理師学校とコラボして研究開発してみるのはアリ
別の食味で代用する
酸味(酢・レモン汁)や、香辛料(カレー粉・わさび・生姜など)を用いると、味のアクセントとなるため、薄味でも気にならなくなる。
だしのうま味は、料理全体の味を引き上げるので、塩が少なくても美味しく感じるようになる。
水を飲んで塩分を体外に排出する
電気の力で、減塩食の塩味を約1.5倍※2に増強するスプーン・お椀を開発
https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2022/0907_01.html
人間の欲望には再現がない
⇒いっぱい摂って満足させてしまっても良いのか?
という視点もある。
味覚を錯覚させるのは病院食でも使われています
メタボ検診のことかな?
塩分が取れなくてつらい時代もあった
宇宙では塩気を感じづらいこと、しかし塩分の摂りすぎはあらゆる病気を招くことを事前に宇宙飛行士に教育。
塩分をこれ以上摂りたくないと思わせるくらい地球上でたくさん塩分を食べさせておく。
逆に低塩分食に地球上でも慣れさせておく。
レモン汁、やさしお、香辛料、などで代用。味蕾を錯覚させる技術。
子供の頃から、薄味のものを食べさせる教育をする。
甘いものも控える。
地球でもたくさん塩分を摂取できることを伝える。
ナトリウムチャネルを過敏にさせる装置を開発
宇宙環境に適した体質・嗜好の人を送り込むというのは、至極理にかなっているように思いますね
スマートウォッチ
唾液量を検知して塩分を出す入れ歯
なんてのは研究の余地あり?
⇒スマートウォッチの応用
濃度勾配以外の要素で移動する浸透膜があったらめっちゃいい。
(沢山食べても排出しれくれる)
スマート腎臓
いっぱい排出したらいいやん
系のアイデアは実は色々研究されている
患部に薬を届けるナノロボットを応用し、塩分を排出させる
【塩分過剰摂取状態の解決】
1,外部刺激
鍼灸、電気刺激など
(既存技術で食欲減退/増進など)
2,舌への刺激
電気で塩味を感じるスプーン
(既存あり。電気貴重なので太陽光などで起動するタイプなどに改造?)
3,他の味との相互作用
宇宙用「こんぶ塩/ハーブ塩」などの開発
減塩宇宙食の開発(連鎖を生まないレシピ)
参考:
旨味と塩2つの相互作用及び旨味を利用した減塩料理の3つの方法
https://www.kobayashi-foods.co.jp/washoku-no-umami/umami-salt#i-2
4,高気圧&高重力食事ルーム
原因が気圧&重力なら…
参考:
http://www.jalroyal.co.jp/trivia/
5,排出推進ドリンク(サプリ)/らくらく透析器などの開発
沢山とっても出せばよいという方針。
6,ナッジかける(+ストレス解消策)
どんなゲームが減塩に効果あるか実験
+
パスコードロック(難解)解かないと塩かけられない?
以上。
鍼灸(°▽°)
グレリン!
電気スプーン⇒歯型にする?
減塩レシピのをJAXAに提案するのはアリ
1G1気圧に保てばいいじゃん ⇒ 超コスト
こんなポスターがあれば我慢できる?
こんなゲームがあれば我慢できる?
みたいなことを考えるのは、広告屋さん的にはアリ
最初に送り込まれる宇宙飛行士はもちろん選ばれた人たちだけど、ここでのアイデアはいずれ皆で宇宙に出ていくための課題解決だということも踏まえないといけない。
製作担当の意見
宇宙空間における塩分過剰摂取状態を解決する方法は?
また、どのような技術があれば、それを実現できるか
根本的な解決策
・塩味をなく味をおいしくする
・重力を発生できれば、そもそも味を薄く感じない
・味を錯覚させる
電気で塩味をます
https://ascii.jp/elem/000/004/104/4104838/
人工的に重力を発生させる装置
https://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/50.html
マキシマムスパイスを使う
https://www.shin-shouhin.com/2021/08/24/maximum-naturalspice/
他にも
塩を使わないで塩味を感じる調味料の開発
カリウムを摂取するために、野菜栽培技術を発展させる
https://www.chuokurashi.net/entry/utyutomato_info
宇宙トマトのように様々な野菜でやる
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう。
次回は
3月24日(金)19:30~21:00
第196回「Generative AI」を予定しています。
引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!