第182回「さよなら2022年 「今年の漢字」をガチ予想」
今回は「さよなら2022年 「今年の漢字」をガチ予想」というテーマで探究していきました。
今回のテーマについて
ファシリテーターの木原です。
今回は、毎年恒例の年末企画!
「今年の漢字」の募集が12月5日に募集締め切りとなるため、その前に本企画を一足早くやってしまうことにしました。今回は
今年1年の振り返り、今年の漢字と3大ニュースを考えよう
という回です。ちなみに、、テーマ名の「さよなら○○年」はミスチルファンの方はピンときたかもしれませんが、まさにその通りです。(笑)
Mr.Children「さよなら2001年」
皆さんぜひ、この隠れた名曲を一度聴いてみてください!
さて、「今年の漢字」はまあ言ってしまえば漢検協会の宣伝なのだと思いますが、1年を漢字1字で表現するというのはなかなか良い振り返りだな、と思うのです。今回は「2022年」の探究であり、考え方次第では「漢字」の探究ともいえるかもしれません。
インプットセッションで話題に出しましたが、今年の初めにやった「Hello! 2022年」
そこで考えた2022年の予想が結構当たっていたり、遠からずだったのが、驚きでしたね。(笑)
グループトーク
2022年はどんな1年だったか、どんなことがあったか、
「世の中的に」または「自分自身または身の回りで」
という2つの視点をもって考えていただきました。
個人的に印象的だったのは「結婚」という人生の一大イベントを「どの漢字で表そうかな~」と考え、その結果「縁」と表現したという、とある参加者のお話。なるほど、、一つの出来事をとっても色々な見方ができるし、どの漢字を使うかで意味合いが大きく変わってくるのだな~、と。奥深かったです。
他にも、今回も様々な意見を出していただきました!
参加者の意見・やりとり
壬虎(みずのえとら)ですね!
懐かしい
あっという間ですねい!
天王星食も含み
ありましたね~
渡辺徹も・・・
惜しい人が次々と…ですね
- 自分の今年の漢字
* 「闘」
* 大学に入れるかどうか
* メンタル面も
* 初めてのプロジェクト運営
* 初めての海外生活
* 妹も大学受験
* 「成」
* 20歳になった&妹も成人に
* 成人年齢引き下げの恩恵を受ける(10年パスポート)
* 社会人と関わったことで成長
* いろんな生き方を観察
* 社会を少しだけ観察
* 「今年の漢字」
* 「去」
* 芸能界(Vtuber界隈も)などで脱退、引退が相次ぐ
* King&Prince
* 政界
* 安倍元首相
* イギリス
* 女王崩御
* 前の首相がすぐに辞める - 3大ニュース(世の中)
* ウクライナ侵攻
*エストニアではコロナは忘れられていますが、ウクライナへの応援はどこでも見ます。他人事ではないので…
* 旧・統一教会問題
* 関連事項が多すぎて、議論が長く続いている印象
* ワールドカップ
* 歴史的(らしい)
* 明るいニュース
なるほど!>パスポート
我々にとっての台湾有事みたいな感じなのですかね~
エストニアの大学に進学されたからこそ見えてくる意見でしたね
「満」
これまで満たされなかったものが満たされていった。
なんで大学行ってるんだろう、なんで生きてるんだろう、どうせわたしなんて、、、
「月」
何よりもこれでしょ!一生に一度の出来事だぞ!
「食」
農業への目覚め、たくさん食べて太った、美味しい、無添加などこだわりのある食に出会えた。
「縁」
婚約、人との不思議なつながり。自分を見直す出会い。
「試」「紙」
テストだらけじゃねーかコノヤローーーーーーー(_)
「縁」いいですね!
おめでとうございます!
縁(えにし)・・・
結婚というイベントをどう表現するか
深いですね~
皆既月食と惑星食
天王星食なんて、300年前の人は知りようがないですよね
確かに…
天正年間(前回)は皆既月食と土星食です
縁に「ご」をつける文化っていいですよね!
縁⇒円
巡りまた戻ってくる
という意味合いも見いだせますよね。
1 統 免 隣 帰 安 弾 変 初
2 隣
3 銀河系の中心にあるブラックホール世界初観測
沖縄の本土復帰から50年
エリザベス女王崩御
銃弾の弾でもありますよね⇒戦争
生まれた時から当たり前にあるものは
これからもずっとそこにあると思ってしまいがちですよね。
プラチナ・ジュビリー
(1)熱
(2)侵
(3)
①安倍元首相事件
②ウクライナへロシア侵攻
③コロナ収束見えず
君主の在位70周年を記念ですね
かれこれもう第8波
コロナは落とし所が見つかっていないようなイメージがあります…
確かにですね
結局、「もう、終わり」って言ってしまえば終わりになるようにも思います
「侵」は元々排斥のニュアンス
隣
形声文字です(粦+阝(邑))。
「燃え立つ炎の象形と両足が反対方向を向く象形」
「左右にゆれる火の玉」の意味だが、ここでは、「黎」に通じ(「黎」と同じ意味を持つようになって)、「庶民」の意味)と「特定の場所を示す文字と座りくつろぐ人の象形」(「村・里」の意味)から、庶民の村・里を意味し、そこから、「となり」、「村・里」を意味する「隣」という漢字が成り立ちました。
「鄰」は「隣」の旧字(以前に使われていた字)です。
「掃討」などはその名残り?
侵
会意文字です(人+帚の省略形+又)。「横から見た人」の象形と「ほうき」の象形と「右手」の象形から、「人がほうきを手にして次第にはきすすむ事を意味し、そこから、「おかす」を意味する「侵」という漢字が成り立ちました。
1,貴方が考える漢字
「众(衆:クラウド)」
人と人とのつながり、集まり、そこでの情報拡散や幸せなことや争い…
众の在り方が見直される年だったのでは?
ちなみに…
众
众众众
众众众众众
↑フラクタル構造なのも個人的にツボです。
(どうでもいいネタ)
ーー
2,「今年の漢字」
『乱』
(やはり動乱は避けて通れないかも…?)
ーー
3,2022三大ニュース
無人島で生活する(正確には5人)
パソコンコード溶ける(ひえぴたクールがドロドロになる)
スライド2枚でプレゼンする
漢字文化の面白いところですね
焚書坑儒
ファシリテーターの意見
1,自分が考える今年の漢字
「幕」
これまでの時代に「幕」
・女王崩御
・阿部元首相暗殺
・コロナ終息
(飲み薬の開発+インフルの復活、ということで、その兆しは出ているだろうと。)
・佐久間製菓の廃業
・METAたTwitterに大幅な変化
新しい時代の「幕」開け
・ワールドカップでの日本の躍進。監督曰く「ドーハの悲劇の頃とは、もう違うのだな」」と。ヨーロッパ(&南米)だけが強い時代から、世界全体での混戦の時代へ。
・円安の時代
日本経済の限界。途上国としての時代に。
・壬虎⇒来年は江戸幕府開府
他にも、、
「兆」
不況の「不」
「戦」
「難」
戦争や円安、エネルギー不足など様々な困難の中で、サッカーでの日本の躍進など、希望の「光」
佳境の「佳」
2,今年の漢字予想
「耐」
記録的な円安
エネルギー不足
戦争の時代
日本vsドイツ・スペイン⇒我慢からの逆転
未だに続くコロナ
・・・
等々
今年は様々な困難が一気に噴き出してきた印象。けどサッカーや、コロナももうそろそろ終わっても良い印象。大変なことの中に、希望の光も見えてきている。なので今は忍耐の「耐」
3,3大ニュース
(国内)
阿部元首相暗殺
歴史的な円安
日本代表、ドイツとスペインに勝つ!
(世界)
ウクライナ侵攻
女王崩御
アメリカ中間選挙
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僕等の前にもう少しだけ、楽しい未来が降るように
あなたの前にもう少しだけ 無邪気な笑顔が振るように
僕らの前にもう少しだけ、まともな世界が降るように
あなたの前にもう少しだけ、嬉しい知らせが振るように
今日よりも 現在よりも
今年こそはきっとあなたに
たくさんのいいことがありますように
今年こそはきっと世界に
たくさんのいいことがありますように
さよなら 2022年
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう。
次回は
12月9日(金)19:30~21:00
第183回「映像技術とスポーツ(VARとサッカーの変化」を予定しています。
引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!