【進路探究】志望動機を明確にする
こんにちは。木原です。
10月27日(木)に、進路探究10月号を実施しました。
受験内申が確定する最後のテストが迫ってきているこの時期、テストの後は入試本番に向けて取り組んでいくだけとなります。
そこで今回は
「なぜその高校に行きたいのか」
「そこへの進学が自分にとってどんな意味を持つのか」
といったことについて、これまでの総集編として考えていきました。
進路探究とは?
進路指導を主体的な「探究」に
進路探究は中3受験生が対象。受験に向けて、毎月その時期ごとに考えたり準備すべきことを、自ら考え実践できるためのワークショップです。実は毎月のテーマは、例年塾の面談でお話する内容をもとに設定されています。
例えば夏前~夏にかけて行く「高校見学」。
面談で
「行ってきてください」
とお話するだけでは、
「言われたからとりあえず行ってくる」
と、受け身な姿勢になってしまったり、
「結局夏が終わったのにどこへも行っていない」
という状況になってしまうケースが毎年あります。しかし高校受験は、中3生にとって
人生初ともいえる重大な決断
です。自分の進学先は、自分でよく考え納得したうえで決めるべきであり、その第一歩となる高校見学は決して軽視できません。そのため5月の進路探究では、
学校見学の予定を立て、何を見てくるのか考えよう
というテーマで、各自考え発表してもらっています。
「ビジョン」を自分の言葉で
また進路探究では単に受験の準備をするだけでなく、
進学先と志望理由、先のビジョンについて
自分の言葉で語れるようになる
ことも大きな狙いの1つです。
1年間モチベーションを高く持って受験勉強に臨むためには「目的意識」が重要となります。「やらされ勉強」ではやる気が出ません。
また高校生になってからも、なぜその高校に入ったのか、将来はどうしていきたいのか、というビジョンを持つことで、そこに向けて努力と成長を積み重ねていけることでしょう。
そのため、3月には
そもそもなぜ高校に行くのか?
4月には
自分に合った高校とは?
といった根本的なテーマについて考えることから始めていき、受験直前の1月には
高校生になったら将来のためにこれだけはやっておきたいこと
を考えて発表してもらっています。
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今回のテーマについて
今回は、年間を通じて自分の進学先や志望動機について考える最後の回となります。今回の参加者は東京の私立単願を受ける予定なので、面接で自分の志望動機を語れるようになることを具体的なゴールとし「2分間プレゼン」をしてもらいました。
漠然と進学した後悔
インプットセッションでは「進学後に後悔したこと」を大学生にインタビューした記事を見ていきました。高校は自分の3年間を、大学なら4年間を委ねるとことですから、
なぜそこに進学するのか
そこで何を頑張りたいのか
さらにその先はどうなっていきたいのか
しっかり考えておきたいことですね。
参加者の発表
2分間のプレゼンだったので内容をすべて載せることはできませんが、
- これまでの進路探究で考えてきたこと
- 日々意識し目指してきた将来のイメージ
を整理し、2分間発表してもらいました。元々人前で話すのがあまり得意ではない生徒さんでしたが、ちゃんと内容を整理して話しきってくれており、よく頑張ったと思います。
発表内容も、これまでの進路探究で考えてきたことをもとに、将来のビジョンから志望理由まで、筋を通してロジックを考えられていました。あとは本番に向けて発表の姿勢や細かい表現などを作っていくだけ!入試の面接で語る内容の土台はしっかり作れたのではないかなと思います。
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