第240回「ふるさと納税」
第240回 探究型ワークショップ実施!
今回は『ふるさと納税』というテーマで探究していきました。
今回のテーマについて
当日ファシリテーターを務めさせていただいた永田です。
「ふるさと納税の返礼品は何がいいのか」
ということについて問いを立てて考える中で、
この制度は今後どうなるのが良いのか?
という話になりました。
「ふるさと」 という言葉から親しみやすい印象を受けるとともに、返礼品を買う、ギフトがもらえるという所に注目されがちな制度ですが、 その本質は「納税」なのだということに、今回の探究を通じて気づきました。
例えば東京都荒川区のように、ふるさと納税によって本来入るはずだった税収が他の自治体に流れてしまうことによってできたはずの公共事業ができなくなってしまう、公共サービスの質が下がってしまうといった問題があることを今回知りました。
税とはそもそも自分たちが暮らしている社会をより良くする、生活を守ってもらうために自治体に納めるものなので、私たちは「納税者」だという自覚を持って、どこにお金を預けるかという事を考えな刈ればならないと思います。
このように、今まで深く考えた事がないことを考え探究することは面白いなと改めて思いました。
グループトーク
参加者の意見・やりとり
直接民主主義的な複雑なシステム(投票ではない)が実現すれば最大多数の施作を理論的には選び取れるのでは?と思ったり。
どうなんでしょう。
●返礼品を考える企業・担当者は
“誰のために”
それを考えるのか?
納税してもらうのは誰のためか?
・最終的には自分たちのため
・返礼品考えるということは、地域密着企業?と思われる
・沢山その地域に寄付が集まる
(その企業のおかげ)
⇒その企業の支持者が増える
⇒結果的に自分たちにとってプラスになる
という感じか。
☆自分が企業人なら
自社で一番売れている製品
だけど何の企業をやっているかにもよるな、、
ということで自治体目線で考えてみる。
(生まれ故郷の奥州市)
1、一番美味くて高級な物
前沢牛 A5ランクなんちゃら~
2、便利な物
岩谷堂箪笥、南部鉄器(鍋、急須、等々好きな形で)
3、江刺藤原の郷チケット
来てもらってもいいけど、それよりも寄付してもらう方がハードルは低いから、そこに振り切ってお金を一杯集める
【正解】
https://www.city.oshu.iwate.jp/hurusato_tax/oreishina/1_1/index.html
おせんべい
紳士服
など色々
【要件]
https://www.city.oshu.iwate.jp/hurusato_tax/oreishina/1_1/11691.html
(以下抜粋 へ~、、)
農林畜産物(1次産品)
市内で生産された農林畜産物で、返礼品にふさわしい優良なものとし、通信販売等での一定の実績があるもの。
商工産品
地名、文化、歴史など奥州市の魅力発信につながる物で、市産品を材料に使用しているもの、または、市内で加工・製造されたもの。
旧中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律(平成19年法律第39号)第4条第1項の規定に基づき岩手県知事の指定を受けた地域産業資源(農林水産物を除く。)。
特産品以外の返礼品
特産品(品物)以外の権利やサービスで主に市内で使うことのできるもの。
1.~3.を組み合わせたセット返礼品
あれはフロート(集めたお金を運用して稼いでいる)のですよね>JRカード
*でも私ももってますw
相模原でもめちゃくちゃハイブランドなキーボードが返礼品になってますよ!!
*体験チケット
・陶芸体験、絵付け体験、自然観察ツアーなどの体験チケット
・実際に地域に足を運んで特別な体験ができる魅力
・観光して貰えばお金を落としてもらえるのでは?
→隠れ有名地とかが発見される?
*伝統工芸品
・自分は工芸品が届いたらめちゃくちゃ使いこむかも
・使えば味が出る?知らんけど()
・来客とか来た時に「おっ?」と思わせることができる
・体験チケットとかとセットだとなお嬉しいかも
・日本の良さを再確認できる?
すべての生きものには違いがあります。
様々な生きものが、異なる環境で自分たちの生きる場所を見つけ、互いに違いを活かしながら、つながり調和していることを「生物多様性」といいます。
「生物多様性」にはたくさんの種類の生きものがいるだけではなく、様々な環境があること、そして同じ種類の生きものの中でも様々な遺伝子があることの3つのレベルの多様性があるとしています。
個々人が自分らしく生きやすい社会
差別する側は無意識にやっていることがあるから、周りが言わないといけない
多様性の優位性についてはコスト面でのメリットを言うのが説得力がるのは仕方ないですが、それだけだと違和感をもちます
個々人が生き生きと生きていけることが目標だといいのですが
各自の個性に合った選択肢をみつけられるネットワークがあるといいですね。
差別については理性でおさえても刷り込まれているものあります。ふとしたときに出ます。だから自戒します。無意識の差別は指摘されて初めて気づきます。
知識として知っていることと、体得していることは全然違う
相手に変わってもらうにはどうすれば良いか、考える
【多様性と社会の仕組みとか?】
”空気の話をするのは、そこに空気がないからだ”
さて、空気とは何だ?
↓
どうでもよくないです?
>何故多様性が必要といわれるか?
何か問題があり、それを解決するお題目だから。
↓
例:
強くするため…というより”(たぶん長期的には)損だから”
自分もそうだから/そうなったら(割りを食うのは)いやだから
反乱の歴史をみてきたから(そして反乱にリソースを使うのは損だから)
などなど…
(カウンターサイドがやっていることは権力の奪取行動が多いのでは?)
>どんな考え方や視座が必要か?
そもそも偏見とは個性だ
(だって偏見がなければ個性は消え、世界は閉じやすくなる)
&
でも問題は解決だ。
だから、偏見はある前提で問題解決に注力すべし。
*平等という偏見からオサラバするのが楽ではある。
(これを説いている人の本当の意図は…?)
↓
なので…
↓
”完全実力”での判定手段
(むりそうだが今よりは改善できそう/ルールの透明化など)
問題分野のサンドボックス・アファーマティブアクション展開(もしくは提案可能な制度)
”既存権力者”へもセーフティーネット(もちろん割りくっている人へのケアも)
+
楽しないこと
>おまけ:そもそも偏見(個性)はなんであるのか?
2重システム理論+経験値
↓
楽をするから問題が生まれる(そうじゃなくても生まれるのに)
>おまけ:アマゾンの採用サポートAI(現在は中止)
(だって男性データなんだもん)この社会を壊すべきか?
>おまけ2:先の自己紹介トーク
お三方とも自分の欠点や指摘の話をしていた。
(これは結局痛い所をつかないこと、十分な説明がなされないことが問題かもしれない?)
>おまけ3:個人的には…
ゲーマーはテーブルにちゃんと座るものを歓迎する。
それだけで(だいたい)いい感じ。
メタバースが進むと違ってくるんでしょうね。メタバース婚活プロジェクトやってる人がいました
多様性とは
さまざまな社会、民族的背景、異なる性別、性的指向など、それぞれの人々が持つ多種多様なバックグラウンドのこと
表層的な多様性
表層的ダイバーシティとは「人種」「国籍」「宗教」「性別」「年齢」など、基本的な属性や外見などに関する多様性
深層的な多様性
深層的ダイバーシティとは個人の「考え方」「意識」「経験」「スキル」「価値観」「文化的背景」
真に実現すべき社会や仕組みとは何か
「誰一人取り残さない」仕組みを目指すとした場合
→合わせるべきはお金をたくさん稼ぐ人か、もしくは貧乏な人にか
正直、上の問題は現実では到底解決できないほどの問題だと思う
→なぜなら、「人と関わる以上すべてに発生するから」
極端な話、だれともかかわらない世界ならば、上のようなことは発生しない。
なので、一人という存在のまま閉じ込めるorVRなど別世界に住む
*多分世間一般的な回答は以下のようなことだと思う
(これも回答の一つ)
・誰もが受け入れられ、活躍の機会が公平に与えられる社会。人種、性別、年齢、障害の有無、宗教、経済状況などに関わらず、一人ひとりの個性と能力が尊重される。
・公平性・機会の平等→出自に捉われず、努力と能力により誰もが成功を手にできる仕組みが整備されている。教育、雇用、昇進など、あらゆる場面で公平な機会が提供される。
<自分の意見>
*多様性≒平等になっている気がするなーと思ったりしている
・目指すところはもっと違うところなんじゃ無いかな(言語化が難しい)
*どちらかというと今の概念の多様性は否定派
・なんか「受け入れてください」って言われても急にやれと言われましても難しいなぁとも思っている。
・人間みんな違う(個性がある)からそもそもその時点で「多様性」云々の問題って解決しているのでは?
・なんか価値観を押し付けられているように感じているので自分はちょっと嫌だなー、、、。
・関わらないといけない時だけ関わって、それ以外では無干渉っていう考え方じゃダメなんすかね?
*まあ器が大きい人間の方が生きていく上ではリスペクトされるのは間違いないので、自己肯定感上げたい人は「多様性」をアピールしていけばいいんじゃないすか(他人事)
企画者の意見
自分のプロデュースしたものでやりたい(そのためにはまず知名度をあげないと!)
アクセサリー、曲、農産物
苦労している自治体に足を運んで貢献する(町おこし)
伝統工芸品のワークショップ?
ブランド力を上げたいならやらないという選択肢もある食べ物とかで十分
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!
またやりましょう!
引き続き、楽しくて学びになる探究を実施してまいりますので、お楽しみに!